御影山手

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御影山手(みかげやまて)は、兵庫県神戸市東灘区町名の一つで、旧御影町域(御影地区)の阪急神戸線以北に当たる。1丁目から6丁目までが存在する。平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)における世帯数は2,368、人口6,261で内男性2,892人・女性3,369人[1]。郵便番号:658-0065。

最寄り駅は御影2丁目内の隣接地にある阪急電鉄 御影駅である。

歴史[編集]

現在の御影北小学校周辺は室町時代平野忠勝赤松則村の部下といわれる)の居城平野城があった場所である。この城は城郭を持たずに、自然地形の高台を利用したという。

深田池公園(Fukadaike Park)

この地区内にある深田池は農村だった頃の溜池で、現在は公園となっている。

天神山団地は面積35ha、計画人口6800人で、昭和36~46年にかけて民間の業者が開発した。区内では、面積において渦森台に次ぎ、計画人口では最大の団地である。

この町名は昭和51年(1976年)に御影町御影・郡家・西平野、住吉町九重坂・鍋島、灘区土山町の各一部が合併して住居表示を実施して誕生した。北東は旧・住吉村域の鴨子ヶ原、東は同じく旧・住吉村域の住吉山手、南は弓場線より東が御影郡家、西が御影、西は石屋川を挟んで灘区、旧・高羽村域の高羽町、北は同じく旧・高羽村域の土山町に隣接する。

施設[編集]

参考文献[編集]

  • 神戸史学会 編『新 神戸の町名』神戸新聞総合出版センター、1996年。ISBN 978-4875212041