寒河方言
寒河方言（そうごほうげん）は、岡山県備前市日生町寒河で話されている方言である。内輪東京式アクセントが用いられる岡山弁とは異なるアクセントが用いられる、断定の助動詞に岡山県内の方言では一般的な「じゃ」ではなく、近畿方言で一般的な「や」が用いられている、促音音素や撥音音素に核の有無の対立のある例が豊富にみられる等、県内他地域の方言とは異なる点がみられる[註釈 1][2][3][1]。金田一語類のうち２拍名詞の２類と３類が区別されるという特徴がある[4]。
脚註[編集]
註釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c 『岡山県備前市日生方言のアクセント資料』（『日本語学論集』第18号 2022年3月）
- ^ 『兵庫岡山両県地方方言の研究』（著：今石元久）
- ^ 日本本土諸方言アクセントの系譜と分布②（1984年3月12日 上野善道）
- ^ 岡山県東部方言のアクセントの成立過程 中澤光平（日本語学会 2019年度秋季大会 口頭発表要旨）