吉田悦子

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吉田悦花(よしだ えつか、2月26日 - )は、日本の作家随筆家吉田悦花俳人。社会教育家、江戸ソバリエ。俳句「吉田悦花のわん句にゃん句」蕎麦屋de819主宰。 東京都千代田区のNPO法人神田雑学大学理事長(2010~2020)・博士、現在、最高顧問。 一般社団法人きらめき日本理事長(〜2020)、現在、理事。 会社役員。

経歴[編集]

千葉県出身。出版社勤務中から文筆家としても活動を始め、月刊誌などにルポルタージュやインタビューやエッセイの連載を持つ。

ビジネス人間学の月刊「致知」編集部唯一の女性編集記者、音楽百科事典編集者などを経て独立、1994年、都内に「吉田オフィス」を開設。

単行本・新聞・雑誌の取材記事・エッセイ・コラムの執筆はもちろん、大学での特別講義、公開講座やセミナーや専門学校などの講師、シンポジウム等のイベントのコーディネーターなど、多方面で活動。

平成15年、「江戸ソバリエ」認定講座記念シンポジウム「江戸の蕎麦」コーディネーターを務める。

月刊「酒めん肴」の連載「私の蕎麦日記」、「蕎麦春秋」などにエッセイ執筆のほか、俳句、食(そば)、日本犬(秋田犬・柴犬・甲斐犬・北海道犬・紀州犬・四国犬)など、和の文化を伝えるエッセイ、インタビュー、テレビ・ラジオ出演、セミナー講演など多数。

同好の士とともに各地のそば屋を訪ね歩く「江戸蕎麦散歩」、毎月そば屋で句会を催す「蕎麦屋de819」主宰。

江戸ソバリエ霞の会、江戸ソバリエ倶楽部、日本酒推進会議、各会員。

2008年、NPO法人神田雑学大学より博士号を授与され、第430回講座学位授与記念講演を行った。2010年、NPO法人神田雑学大学理事長に就任。

◉これまでの所属団体、役職

千葉県ドイツ協会理事。

月刊俳句誌「炎環」編集長(2003~2012)。

現代俳句協会会員。

日本ジャーナリスト会議(JCJ)運営委員。

平和に生きる権利の確立をめざす懇談会事務局長(代表・榎本信行弁護士、故人)。

NPOひとと動物のかかわり研究会会員(理事長・養老孟司)。

東京都目黒区倫理法人会第11代会長(2017〜2020)、現在、相談役。

主な作品[編集]

著作[編集]

  • 1997年:「日本犬 血統を守るたたかい」新人物往来社(中野孝次・山田智彦両氏推薦文)のちに文庫
  • 1999年:「全国ペット霊園ガイド」
  • 2000年:「犬ときらめく女たち」新人物往来社(大島清氏推薦文)
  • 2002年:「備えあれば…の老犬生活」ネコ・パブリッシング のちに文庫
  • 2003年:「日本犬 血統を守るたたかい」小学館文庫(増井光子氏推薦文)
  • 2004年:「老犬との幸せなつきあい方」新星出版社
  • 2004年:「江戸ソバリエ」マキノ出版 編著(林望推薦)
  • 2006年:「ビジュアル版 わん句歳時記」
  • 2007年:「イヌ好きが気になる50の疑問」ソフトバンククリエイティブ 5刷。電子書籍、中国版・韓国版も刊行
  • 2007年:「うちの犬がぼけた。備えあればの老犬生活」幻冬舎文庫
  • 2008年:「世界の犬「101」がよくわかる本」PHP文庫

テレビ・ラジオ出演[編集]

  • NHK教育「美の壺 日本の犬」(2010年4月23日(金)午後10:00-10:24)に出演。
「日本犬って、あまり感情、喜怒哀楽があらわでないので飼い主さんは、シッポから感じとってる。言葉を話さない、犬。古来、尾で人と対話してきました」
  • NHKラジオ第一の生放送番組「ラジオ井戸端会議」(2009年10月13日(火)16:05-16:50)に生出演。「蕎麦」をテーマに、さまざまなこだわりを紹介。
  • 「J-WAVE 25」(J-WAVE・2009年6月7日深夜25:00~26:00放送)
ナビゲーターの野村友里と桑原茂一と松たかこが蕎麦屋で対談。吉田悦花は江戸ソバリエとして、そばの魅力を紹介。
  • 情報番組「おとな館」(CS放送日テレG+・2008年放送)
特集「粋に新そば」にゲスト出演 江戸そばの三大系統のオススメの老舗レポート、吉田流そばの楽しみ方などをコメント
  • 「ペット相談」(NHK-BS2・2007年放送)ゲスト出演
  • 「ペットフリーク大集合」([エフエム世田谷]・2007年までに3回)ゲスト出演
  • 「吉田照美のやる気MANMAN」(文化放送・1997年放送) 著者紹介にゲスト出演
  • 土曜特集「あなたもうたが詠める!俳句 川柳 短歌」(NHK放送・1998年放送)

外部リンク[編集]