合成抵抗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

合成抵抗(ごうせいていこう)とは、電気回路において、回路上の複数の抵抗を、同等の単一の抵抗にまとめたときの電気抵抗のこと[1]

直列回路の合成抵抗[編集]

直列に接続されている抵抗は、以下の公式を用いて合成することができる。

[Ω]

直列に並んでいる抵抗を足していき、合成する。

並列回路の合成抵抗[編集]

並列に接続されている抵抗は、以下の公式を用いて合成することができる。

[Ω]

並列に並んでいる抵抗逆数を足していき、合成する。

また、並列に並んでいる抵抗の個数が2つの場合は、和分の積を用いることで、上記の公式より単純に計算することができる。[2]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ "合成抵抗". デジタル大辞泉. コトバンクより2022年6月21日閲覧
  2. ^ engineer (2022年3月9日). “抵抗の『並列接続』と『和分の積』について”. Electrical Information. 2022年6月21日閲覧。