内田みこ

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内田 みこ
基本情報
出身地 東京都
生年月日 (1996-07-02) 1996年7月2日(27歳)
プロ入会 2017年 33期
所属団体 日本プロ麻雀連盟
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内田 みこ(うちだ みこ、1996年7月2日 - )は、競技麻雀プロ雀士東京都出身。日本プロ麻雀連盟所属。女流桜花C1リーグ在籍。団体内の段位は初段。

経歴[編集]

高校生時代にアルバイトをしていたつけ麺屋の従業員と打ち始めたことで麻雀に本格的に関わるようになる[1]。高校卒業後は空間デザイナーを目指して建築系の専門学校に進むが、学費を稼ぐためのアルバイトとの両立が困難になり退学[1]。当時雀荘でアルバイトをしており、村上淳らプロ雀士からのアドバイスもあってプロ雀士の道を目指すこととし、日本プロ麻雀連盟のプロテストを受験。2017年に第33期生としてプロ入りする。

2023年、2023-24シーズンからMリーグに参入するBEAST Japanextの「ドラフト会議指名オーディション」に応募し、選考会に出場する8名に選ばれる[2]。予選A組では新井啓文浅井堂岐竹内元太といった実力者を相手に新井に次ぐ2位でセミファイナル進出[3]、セミファイナルでは浅井と、連盟の先輩である山井弘宮内こずえを相手に着順1-2-2-3の+79.7ポイントの独走状態でファイナル進出を決める[4]。ファイナルでは浮上のきっかけをなかなかつかめず、着順4-2-4-4の一人マイナスで4着に終わり、BEAST Japanextの指名権獲得には至らなかった[5]

雀風・人物[編集]

  • 対局中も表情がほとんど変わらず、闘志を表に出さず常に淡々と麻雀を打つ姿が特徴的。キャッチコピーは「屈強キャッツアイ[6]
  • 2019年10月8日に自身のTwitterで結婚を公表[7]、2020年5月10日に女児出産を公表した[8]

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 黒木真生/近代麻雀編集部 (2022年9月26日). “プロ雀士スーパースター列伝 内田みこ編”. note. 2023年6月22日閲覧。
  2. ^ 【Mリーグ】BSJapanextの新チーム名は「BEAST Japanext」!選考会出場の8名が決定!”. 麻雀ウォッチ (2023年6月1日). 2023年6月17日閲覧。
  3. ^ ファイナル進出一番乗りは新井啓文 1人浮き卓内トップの快勝「我ながらよく戦えていた」/麻雀・Mリーグ”. ABEMA News (2023年6月5日). 2023年6月17日閲覧。
  4. ^ 内田みこ、浅井堂岐がファイナル進出決定!6月17日にドラフト指名者決定へ/麻雀・Mリーグ”. ABEMA News (2023年6月11日). 2023年6月21日閲覧。
  5. ^ 【Mリーグ】BEAST Japanext選考会、優勝は菅原千瑛!BEASTJapanextのドラフト指名に内定!”. 麻雀ウォッチ (2023年6月17日). 2023年6月17日閲覧。
  6. ^ a b 後藤哲冶 (2022年9月18日). “内に秘めた闘志 紙一重の勝負を分けたのは 内田みこが最後まで貫いた姿勢 #麻雀最強戦2022 【 #女流プロ令和の乱 】観戦記【決勝卓】”. キンマWeb. 2023年6月23日閲覧。
  7. ^ 内田みこ (@mikomiko_u) 2019年10月8日のツイート
  8. ^ 内田みこ (@mikomiko_u) 2020年5月10日のツイート
  9. ^ 内田みこが第14期麻雀女王に! 「夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2020」個人戦決勝”. zakzak (2020年2月14日). 2022年9月17日閲覧。

外部リンク[編集]