八重野統摩

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(やえの とうま、1988年[1] -)は、日本の小説家推理小説家

経歴・人物[編集]

本名同じ[2]北海道札幌市出身[2]立命館大学経営学部卒業[2]。書店員をしながら執筆を続けていた[2]。2011年、第18回電撃小説大賞に作品を投稿し、落選したものの作品が編集部の目にとまり、翌年メディアワークス文庫よりデビューした。2019年、『ペンギンは空を見上げる』で第34回坪田譲治文学賞を受賞[3]

作品リスト[編集]

単行本[編集]

  • 還りの会で言ってやる(メディアワークス文庫、2012年6月)
  • プリズム少女 〜四季には絵を描いて〜(メディアワークス文庫、2013年7月)
  • 犯罪者書館アレクサンドリア 〜殺人鬼はパピルスの森にいる〜(メディアワークス文庫、2014年4月)
  • 終わりの志穂さんは優しすぎるから(メディアワークス文庫、2015年6月)
  • ペンギンは空を見上げる(東京創元社 ミステリフロンティア、2018年5月 / 創元推理文庫、2022年9月)
  • ナイフを胸に抱きしめて(新潮社、2022年7月)
  • 同じ星の下に(幻冬舎、2023年10月)

雑誌掲載作品[編集]

エッセイなど
  • 「一期一衣 ブルマと共に去りぬ」 - 『小説すばる』2019年3月号 掲載
  • 「告白します――人生ブレイカーさくら」 - 『小説 野性時代』2022年12月号 掲載

脚注[編集]

  1. ^ 『ペンギンは空を見上げる』裏表紙「著者紹介」より。
  2. ^ a b c d 『還りの会で言ってやる』掲載の「著者経歴」より。
  3. ^ 坪田文学賞に八重野さん ペンギンは空を見上げる

外部リンク[編集]