五百香ノエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
五百香 ノエル
誕生 1967年5月25日
東京都文京区
死没 (2018-09-21) 2018年9月21日(51歳没)
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1993年 - 2018年
ジャンル ボーイズラブ
代表作 GENEシリーズ
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

五百香 ノエル(いおか のえる、1967年[1]5月25日 - 2018年9月21日)は、日本小説家東京都文京区出身。

経歴[編集]

  • 1993年にデビュー。
  • 2006年6月、急性心筋梗塞を発症[2]、闘病しながらの執筆活動を行っていたが、2018年9月21日死去。享年51歳[3]

作風[編集]

作品の殆どがボーイズラブ物であるが、一部では両性具有(GENEシリーズやラブ・ブラッドシリーズ)やTSF(りぼんシリーズ)を取り入れた作品もある。

単行本[編集]

アイス文庫(桜桃書房[編集]

  • 「神様はイジワルじゃない」
  • 「ロックンベースボール」
  • 「木犀荘に棲む永遠」(全2巻)
  • 「Nervous Everyday」
  • 「BEAST DESIRE」(全3巻)

FUDGEノベルズ(桜桃書房)[編集]

  • 「災厄の冠」

パレット文庫小学館[編集]

  • 「最強少年―ダイナマイトボーイズ」
  • 「デッドリー・デッドエンド」
  • 「ファントム・エクスプレス」
  • 「サラマンドル・ブラッド」
  • 「闇の愛人」

りぼんシリーズ

  • 「りぼん絵日記」
  • 「りぼん記念日」

王子様シリーズ

  • 「王子様のお気に入り」
  • 「王子様は魔法使い」

プラチナ文庫(フランス書院[編集]

狼たちシリーズ

  • 「狼たちの遊戯」
  • 「狼たちの秘密」

ラブ・ブラッドシリーズ

  • 「ラブ・ブラッド―テンペストの悲劇―」
  • 「ラブ・ブラッド―テンペストの到来―」

シャレード文庫(二見書房[編集]

  • 「恋に啼く彩り」

Holly NOVELS(スコラマガジン[編集]

  • 「運命はすべて、なるようになる」(上・下)
  • 「眩暈」
  • 「家路」
  • 「君ガ大スキライ」
  • 「こういうときにそうくるか」

ショコラ文庫(心交社[編集]

  • 「優・等・生」

ディアプラス文庫(新書館[編集]

  • 「ありす白書」
  • 「本日ひより日和」
  • 「マイ・ディア・プリンス」
  • 「君はロリポップ」
  • 「GHOST GIMMICK」
  • 「シュガー・クッキー・エゴイスト」
  • 「EASYロマンス」
  • 「罪深く潔き懺悔」

MYSTERIOUS DAMシリーズ

  • 「骸谷温泉殺人事件」
  • 「天秤座号殺人事件」
  • 「死神山荘殺人事件」
  • 「死ノ浜伝説殺人事件」
  • 「鬼首峠殺人事件」
  • 「女王蜂殺人事件」
  • 「地獄温泉殺人事件」
  • 「電脳天使殺人事件」
  • 「青い方程式」
  • 「幻影旅籠殺人事件」

キャラ文庫(徳間書店[編集]

キリング・ビータシリーズ

  • 「キリング・ビータ」
  • 「偶像の資格」

GENEシリーズ(2002年にドラマCD化された)

  • 「天使は裂かれる」
  • 「望郷天使」
  • 「紅蓮の稲妻」
  • 「静寂の暴走」
  • 「この世の果て」
  • 「螺旋運命」
  • 「宿命の血戦」
  • 「愛の戦闘」
  • 「心の扉」
  • 「天使はうまれる」

ビーボーイノベルズ(リブレ[編集]

  • 「血よ朱く蜜よりも甘く」
  • 「あなたは純情な我儘」
  • 「王子サマなんていらないッ!」
  • 「Sweet Homebee Devil」
  • 「KISSと海賊」(全4巻)
  • 「蜉蝣の庭」

リリ文庫(大誠社)[編集]

  • 「ちるはな、さくはな」
  • 「I bee―愛の夢を見る」

その他レーベル[編集]

  • 「ヒューマンレプリカ」(宙出版
  • 「High School Candy」(ハイランド )

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Web NDL Authorities
  2. ^ 冬コミも26a ROSE KNIFE ブログ「五百香ノエルはゆっくり生きてく」2011年11月9日
  3. ^ 五百香ノエル先生死去 BL情報サイト「ちるちる」2018年11月12日

外部リンク[編集]