亀島川
亀島川(かめじまがわ)は、東京都中央区を流れる荒川水系の一級河川である。名前の由来は諸説あり、瓶を売る商人が多くいた、亀が多くいた、亀に似た小島があったなどである[1]。
地理[編集]
中央区にある霊岸橋付近で日本橋川から分流し南へ流れ、亀島橋を過ぎたあたりで南東に折れ、中央区の中央大橋下流で隅田川に合流する。日比谷河岸、将監河岸、亀島河岸、湊河岸があった。
約1kmの短い流路延長に5つの橋が架かる。江戸期には川沿いに向井将監(忠勝ほか)の御船手奉行所があって、江戸に入る船舶はここであらためを受けたため、将監河岸とも呼ばれた。
河川施設[編集]
上流の日本橋川との分岐点である日本橋水門と、河口の亀島川水門の2つの防潮水門で完全に閉め切ることができる。隅田川との合流点は海に近いため、高潮の発生時に川が逆流して洪水を引き起こす可能性があるからである。
橋梁[編集]
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新亀島橋(2018年3月10日撮影)
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亀島橋(2018年3月10日撮影)
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亀島川水門(南高橋上より)
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鉄砲洲通りから南高橋を望む
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亀島川河口(東京都中央区)
柱脚[編集]
- ^ 東京都中央区ホームページ、2011年3月閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 亀島川水門 国土交通省荒川下流河川事務所
- 東京・亀島川 リバーサイド[1]