九鬼文書

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九鬼文書(くかみもんじょ)とは、古史古伝のうちのひとつ、古代出雲王朝の正統性を主張する偽書。九鬼家の遠祖で天児屋根命(アルアメノコヤネノミコト)の時代に記録された神代文字の原文を、藤原不比等が漢字に書き改めたもので、九鬼氏が保管したとされる。天児屋根命は、記紀で皇孫邇邇芸能命(ニニギノミコト)と共に高天原から高千穂に降り立った天津神である。

脚注[編集]