九嬰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

九嬰(きゅうえい)は、中国に伝わる伝説上の怪物。凶水という北方にある川に棲んでいた。

概要[編集]

頭が9つある怪物であると考えられている。鳴く声は赤ん坊のような声をしており、の両方を噴き出し、人々を苦しめていたが、の命を受けた羿(げい)によって退治された。

玉扳指[編集]

羿は九嬰を退治した帰路、奚禄山というが自然に崩れて、その中から美しい玉扳指(で出来た弓懸)が現われた。これを入手後、羿のの威力は更に高まったとされる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]