中村計

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中村計(なかむら けい、1973年 - )は、日本のノンフィクション作家

人物・来歴[編集]

千葉県船橋市生まれ。千葉県立薬園台高等学校では野球部に所属し、4番・捕手としてプレー[1]同志社大学法学部政治学科卒。スポーツ紙を7カ月で退職し、独立。2007年より「雪合戦マガジン」編集長[1]。2007年『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞[2]。2017年『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇』で講談社ノンフィクション賞受賞[3]高校野球をはじめとしたスポーツについての著書が多く、お笑いに関する著書もある。

著書[編集]

  • 『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』新潮社, 2007.7 のち文庫、集英社文庫
  • 佐賀北の夏』ヴィレッジブックス, 2008.7 「佐賀北の夏 甲子園史上最大の逆転劇」新潮文庫 集英社文庫
  • 『きみは怪物を見たか 松井、松坂、斎藤、雄星甲子園のヒーローたちの感動物語』(世の中への扉) 講談社, 2010.7
  • 『甲子園がくれた命』 (世の中への扉) 講談社, 2011.3
  • 『歓声から遠く離れて 悲運のアスリートたち』新潮文庫 2013.6
  • 『打てるもんなら打ってみろ!』 (世の中への扉) 講談社, 2014.4
  • 『無名最強甲子園 興南春夏連覇の秘密』新潮文庫 2016.3
  • 『勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧幻の三連覇』集英社, 2016.8 のち文庫
  • 『王先輩から清宮幸太郎まで早実野球部物語』 (世の中への扉) 講談社, 2018.3
  • 『高校野球名将の言葉』講談社, 2018.7
  • 金足農業、燃ゆ』文藝春秋, 2020.2
  • 『クワバカ クワガタを愛し過ぎちゃった男たち』光文社新書 2020.8

共編著[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 甲子園戦法―セオリーのウソとホント 徹底データ分析”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2022年5月14日閲覧。
  2. ^ 中村 計 プロフィール”. 文春オンライン. 2022年5月14日閲覧。
  3. ^ 『クワバカ クワガタを愛し過ぎちゃった男たち』