ラフィン・スカル

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ラフィン・スカル (英:Laughing Skull) は、中央アメリカドミニカ共和国民間伝承に登場する怪物。

概要[編集]

直訳すると「笑う髑髏」で、切り裂くような声で笑い、その声を聞いた者は心臓が凍り付いて死ぬと伝えられた。19世紀頃にドミニカで広まり、当時の人々を恐れさせた。頭部は、体の重要な器官であり、その外観から生来の姿を特定しやすいという面があった。そのため、「頭蓋骨には死後も魂が宿る」「死後も魔力によって喋ったり、動いたりする」と信じられた。このような考え方は世界各地で見られ、大半は不吉な存在と認識されている。

ファッション[編集]

腕時計ペンダント指輪ジッポーなどのデザインとしてラフィン・スカルを取り入れたものが存在する。[1][2]

フィクション[編集]

女神転生シリーズにラフィン・スカルが登場する。[3][4]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • 別冊宝島1747号『伝説の神獣・魔獣イラスト大事典』宝島社、2011年、142頁。