ミャオ大佐

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ミャオ大佐
Colonel Meow
別名・愛称The Colonel
生物ネコ
品種ヒマラヤンペルシャの雑種
性別
生誕不明
アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
死没2014年1月29日
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
著名な要素しかめっ面と長い毛
飼い主アン・マリー・エイヴィ(Anne Marie Avey)

ミャオ大佐(ミャオたいさ、Colonel Meow2011年(2011年10月11日飼い猫となる)[Note 1]2014年1月29日[1]は世界一毛の長いネコ(9インチ=約23cm)として2014年ギネス世界記録[2]に一時的に認定されたアメリカ合衆国ヒマラヤンペルシャ雑種猫。[3] 飼い主がしかめっ面の写真をFacebookInstagramに投稿したとき、彼はネット上の有名猫となった。[4][5]彼は何十万人ものフォロワーから「愛らしい恐ろしい独裁者(adorable fearsome dictator)」「並外れたスコッチ飲み(prodigious Scotch drinker)」「世界で最も怒っている猫(the angriest cat in the world)」として愛情を込めて知られていた。

生い立ち[編集]

ミャオ大佐はSeattle Persian and Himalayan Rescueによって救出され、その後ペトコ英語版でアン・マリー・エイヴィ(Anne Marie Avey)の飼い猫となった。[4]彼の飼い主が怒っている様な顔つきの写真をFacebookとInstagramに投稿すると、インターネット上で評判となった。

持病と死[編集]

2013年11月、ミャオ大佐は心臓の問題のために入院し、難手術と輸血を受けた。2014年1月30日、飼い主がFacebookでミャオ大佐の死亡を発表、35万人以上のフォロワーのサポートに感謝の意を表明した。[5][6]

2014年7月、フリスキーが"Cat Summer"というタイトルの広告を掲載し、閲覧ごとにミャオ大佐の名前で貧困な猫に1食を寄付すると発表した。[7]この動画には、グランピー・キャット他有名なインターネット猫たちが出演している。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 飼い主曰く、2011年10月11日はこの猫の誕生日ではなく飼われ始めた日である。実際の誕生日は不明。

参考文献[編集]

  1. ^ R.I.P. COLONEL MEOW, YOU WILL BE MISSED”. Youtube (2014年1月30日). 2014年1月30日閲覧。
  2. ^ Longest fur on a cat”. Guinness World Records (2013年11月9日). 2020年2月7日閲覧。
  3. ^ Colonel Meow, the cat with the longest fur, makes it into new Guinness World Records™ 2014 Book”. Guinness World Records (2013年8月28日). 2014年7月31日閲覧。
  4. ^ a b Apparently This Matters: Colonel Meow is dead”. CNN.com (2014年2月1日). 2020年2月7日閲覧。
  5. ^ a b Colonel Meow, Internet star and world's furriest cat, has died”. today.com (2014年1月30日). 2014年1月30日閲覧。
  6. ^ Internet Star and Record-Holding Feline Colonel Meow Dies”. NBC4 (2014年1月30日). 2014年1月30日閲覧。
  7. ^ Grow. “Grumpy Cat and Other Celebrity Felines Star in 'Cat Summer' Video”. Rolling Stone. 2014年7月23日閲覧。

外部リンク[編集]