マンガ青春記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マンガ青春記』(マンガせいしゅんき)は、中島梓によるエッセイ。幼少時から無類の漫画好きであったことを自認し、かつては漫画家を志していた著者が、青春期をともに歩んできた漫画史を振り返り、その時々の漫画に対する愛情を語りながら、同時に小説家デビューを果たすまでの半生を綴っていくという、自伝的性格の強い作品。

1986年9月25日に 集英社より単行本(ISBN 4-08-775090-6)として刊行された。のち、1989年12月20日には集英社文庫版(ISBN 4-08-749524-8)が刊行されている。表紙には、手塚治虫木原敏江石ノ森章太郎をはじめ、多くの漫画家が描くキャラクターが使用されている。

内容[編集]

  • まえせつ
  • 第一章 黎明
  • 第二章 神話の時代
  • 第三章 幻の仲間たち
  • 第四章 多感症候群
  • 第五章 銅の時代
  • 第六章 思い出はいつも若く