ベゴーニャ・ロペス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベゴーニャ・ロペス
(Begoña López)
誕生 1923年6月
 キューバ
死没 1989年
職業 心理学者小説家
言語 スペイン語
代表作 『死がお待ちかね』(1989)
主な受賞歴 サントリーミステリー大賞(1989)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

ベゴーニャ・ロペス(Begoña López、1923年6月 - 1989年)は、キューバ心理学者。女性。キューバの大学で心理学の教授を務めた。

日本の出版社・文藝春秋が主催する第7回サントリーミステリー大賞にスペイン語で執筆した『La muerte es la que espera』を応募。最終候補に残ったが、その知らせを受けた後、最終的な結果を知ることなく死去した。

『La muerta es la que espera』はその後、選考委員の開高健田中小実昌田辺聖子都筑道夫イーデス・ハンソンにより最上位の「大賞」に選出され、1989年7月、『死がお待ちかね』として文藝春秋より刊行された(同回の読者賞は黒崎緑『ワイングラスは殺意に満ちて』、佳作賞は中川裕朗『猟人の眠り』)。この作品は、同年の推理小説を対象に行われた週刊文春ミステリーベスト10で第5位にランクインするなど高評価を得た。

作品リスト[編集]

参考文献[編集]

  • ベゴーニャ・ロペス『死がお待ちかね』(1989年7月、文藝春秋) 著者紹介

関連項目[編集]