プラダマリア
プラダマリア(Pradamalia)は、2018年11月にプラダが発売開始したギフトコレクション。
概要[編集]
プラダマリアはプラダとニューヨークのデザインスタジオ「2×4」とのコラボレーションで誕生した[1]7つの不思議な生き物のミニチュア。それぞれDisco (ディスコ)、Socks (ソックス)、Fiddle (フィドル)、Otto (オット)、Toto (トト)、Scuba (スキューバ)、Spot (スポット) と名付けられ、何らかのスーパーパワーを持っている設定になっている[2]。
差別問題[編集]
キャラクターのひとつであるOttoは濃い茶色の肌で腹の部分が黒く、真っ赤な分厚い唇という容姿。12月13日、ニューヨーク・ソーホー地区にあるプラダの店頭に陳列されていたOttoを見たある弁護士が「人種差別的で、侮辱的。私は怒りに震えている。『プラダ』は恥を知るべき」とSNSに投稿[3]。プラダは当初、このキャラクターは「想像上の生き物で、現実世界とは無関係」と主張していたが、12月16日に謝罪とOttoを使った製品の発売停止を表明した[4]。
脚注[編集]
- ^ “動物好きにはたまらない!大人の遊び心が炸裂した「プラダのアートなミニ財布」がヒット中”. Precious.jp (2018年12月7日). 2018年12月18日閲覧。
- ^ “Prada (プラダ)、ホリデーシーズンに向けてギフトコレクション「Pradamalia」を発売”. THE FASHION POST. 2018年12月18日閲覧。
- ^ “「プラダ」のキャラクター製品 黒人への侮辱だと批判を受け販売中止に”. WWD JAPAN (2018年12月17日). 2018年12月18日閲覧。
- ^ “プラダ、「黒人差別」批判に謝罪=分厚い唇のキャラクター販売で”. 時事通信. (2018年12月18日) 2018年12月18日閲覧。