ビルスキルニル
ビルスキルニルは、北欧神話に登場する神のトールが住んでいる宮殿の名前である[1]。名前の意味は稲妻である。
概要[編集]
アースガルズの一角、スルーズヴァンガル(スルーズヘイム、トルドハイム)という場所にあり、アースガルズで一番大きく、540の部屋があると伝えられる[1]。農民が死ぬとこの宮殿に迎えられて幸せに暮らすと言われている。
妻シヴも同居しているはずである。
備考[編集]
フレイの召使いスキールニルと名前が似ているので注意が必要である。
脚注[編集]
出典[編集]
- V.G.ネッケル他編 『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4103137016。