ヒバリのこころ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒバリのこころ
スピッツシングル
初出アルバム『スピッツ
B面 ビー玉
リリース
規格
録音 1990年10月 - 11月[1]
ジャンル ロック
時間
レーベル ポリドール
作詞・作曲 草野正宗
プロデュース スピッツ&高橋信彦
スピッツ シングル 年表
ヒバリのこころ
1991年
夏の魔物
1991年
ミュージックビデオ
「ヒバリのこころ」 - YouTube
収録アルバムスピッツ
うめぼし
(11)
ヒバリのこころ
(12)
テンプレートを表示

ヒバリのこころ」は、日本ロックバンドスピッツの楽曲で、デビューシングル。1991年3月25日にポリドールより発売。

概要[編集]

1stアルバム『スピッツ』と同時発売で、シングルに収録の2曲は同作にも収録された。

PV竹内鉄郎が監督。映像中の風景は茨城県の田舎でバスを走らせながら撮影された。なお、このPV制作のために、竹内は大学卒業単位を落としたというエピソードがある。

2000年6月28日にマキシシングルとして再発売されたが[2]、2006年に『CYCLE HIT』が発売されたことに伴い廃盤となった。

収録曲[編集]

8cmCD
マキシシングル
全編曲: スピッツ。
#タイトル作詞作曲時間
1.「ヒバリのこころ」草野正宗草野正宗
2.「ビー玉」草野正宗草野正宗
合計時間:

楽曲解説[編集]

  1. ヒバリのこころ
    新宿ロフトを拠点として活動していたインディーズ時代からのレパートリーで、本作ではリアレンジされた上でレコーディングされた音源が収録された[3]。メジャーデビュー前にも二度レコーディングされており、1stアルバム『スピッツ』にもシングルとは異なる音源で収録された(詳細は『バージョン違い』を参照)。
    現在でもライブでセットリスト入りすることの多い楽曲である。
    1998年NHK長野冬季五輪」CMソングとして使用された。
  2. ビー玉

演奏[編集]

ヒバリのこころ

  • 矢代恒彦: Hammond B3 Organ

ビー玉

  • 矢代恒彦: Harmonium

「ヒバリのこころ」のバージョン違い[編集]

  • デモ音源
    レコード会社ポリドールと契約する約1年前、同社からのプレゼンにより、1989年9月に「僕はジェット」と同時にレコーディングされたデモ音源。メジャーデビュー版とは歌詞が二箇所異なっている。ポリドール契約後、「僕はジェット」と共にリミックスされ、業界用プロモーションCDとして配布された。
  • インディーズアルバム収録テイク
    メジャーデビュー1年前の1990年3月21日に発売されたインディーズアルバム『ヒバリのこころ』収録テイク。アレンジは前述のデモ・バージョンとほぼ同じだが、歌詞が一箇所だけメジャーデビュー版と同じものに変更されている。
  • 1stアルバム収録テイク
    シングルと同時発売された1stアルバム『スピッツ』収録テイク。リズムパターンやギターソロ、歌詞などが変更されたほか、フェードアウトの開始位置がシングル収録テイクと異なる。

収録アルバム[編集]

ここではメジャーデビュー以降の作品のみを記載する。

ヒバリのこころ

ビー玉

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』(ブックレット)スピッツ、ユニバーサルJ、2006年。 
  2. ^ ヒバリのこころ|スピッツ”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年4月15日閲覧。
  3. ^ 竹内修『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』(楽曲解説)スピッツ、ユニバーサルJ、2006年。