ハヤカワ・ミステリ・コンテスト

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ハヤカワ・ミステリ・コンテストは、早川書房が主催していた短編推理小説の公募新人賞である。『ミステリマガジン』で募集していた。1990年から1992年まで全3回行われた。

受賞作一覧[編集]

回(年) 受賞者 受賞作 掲載
第1回(1990年) 【最優秀賞】小熊文彦 「天国は待つことができる」 『ミステリマガジン』1990年8月号
【佳作】武宮閣之[注 1] 「月光見返り美人」 『ミステリマガジン』1990年9月号
第2回(1991年) 【最優秀賞】山崎秀雄[注 2] 「隣に良心ありき」 『ミステリマガジン』1991年9月号
第3回(1992年) 山田風見子 「ブルースを葬れ」 『ミステリマガジン』1992年10月号
【佳作】深堀骨 「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」 『ミステリマガジン』1992年11月号

受賞作の収録[編集]

選考委員[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 読みは「たけみや かつし」。2012年出版の『祝人伝(ほいとでん)』(山梨日日新聞社)は朝田武史(あさだ たけし)名義。
  2. ^ 2005年出版の『森でいちばんのどんぐり』(新風舎)は天乃辺哲(あまのべ てつ)名義。

関連項目[編集]

早川書房の新人賞