ノート:火力 (軍事)

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Shigeru23様の編集内容について[編集]

お疲れ様です。新しく書き込まれて早々申し訳ないのですが、Shigeru23様の文章の意味するところがよく分かりずらいです。「広義の火力では、大砲のように一部の兵器だけが具備する能力ではなく、あらゆる種類の潜在的に距離をおいて用いられる可能性がある物すべてが持ちえる能力と考える。この言葉が持つ概念は、戦闘行動の結果として十分またはそれ以上の圧倒的な力を行使して、敵戦力を滅ぼすか、継戦能力を奪うという点で、現代戦における主要な原則の1つだと考えられる。 長い間、火力は、1対1の近接戦闘といった目前の争いの場では、距離を用いた攻撃的な力を意味していた。 火力は、つまり、たとえ敵が人数で優っても丹念に打ち取る、または戦闘継続の意欲を失わせ、射程のように敵戦力を外側に押し止めるのに用いられ、結局はより大きな火力を投射できる側がより劣る側を降伏させられる。 火力は、銃砲での発射速度といった概念とは異なる。 火力という言葉は、また一般的に軍事力における総合的な攻撃能力を表すのに用いられる。」

以上が新たに付け加えられた文章ですが、問題だと思われる箇所について一点だけ指摘を挙げておきたいと思います。まず火力の概念の定義がよく分かりません。この文章では二つの火力の定義が混乱しています。「広義の火力では、大砲のように一部の兵器だけが具備する能力ではなく、あらゆる種類の潜在的に距離をおいて用いられる可能性がある物すべてが持ちえる能力と考える」と言いながら、最後に「火力という言葉は、また一般的に軍事力における総合的な攻撃能力を表すのに用いられる」と言いなおしているのはどういう意味なのでしょうか。総合的な攻撃力なのか、遠距離にて使用する兵器の能力なのか。どちらにしても私は火力の軍事学の研究において考えられている定義から著しく逸脱した見方だと思います。これでは戦闘力の概念との区別ができていませんし、火力に関する定量的研究ではあまり意味がないアプローチだと思います。

私が執筆する際には参考文献でも挙げたデュパイの研究を参照しました。デュパイは「火力が敵に対して射撃を加える部隊の戦場での能力」と明確に定義していますし、彼は軍事史と作戦研究の研究者として十分に知られた信頼できる研究者です。それにこちらの概念のほうが火力についてより包括的な考え方を示していると思います。私が間違っている場合にはお知らせ下さい。皆様のご意見も踏まえて問題がないと判断されるならば、私も構いません。しかし、それまでは私は今回加筆された記述に含まれている火力の捉え方には著しく間違った点があることを主張させていただきます。同時に、もしも私が指摘した問題点が改善されないようであれば、残念ですが今回の加筆は抜本的に見直し、必要があれば主要部分を削除することも考えざるを得ません。--Kazu 62 2010年9月6日 (月) 12:52 (UTC)[返信]