ノート:新右エ門新田

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表記について[編集]

現在のページ名は「新右『エ』門新田」ですが、さいたま市ホームページに掲載されている町名一覧では「新右『ェ』門新田」と表記されています。市ホームページでは「新右『エ』門新田」と表記したページもありますが、「町名一覧」での表記が正式なものであると考えるのが妥当だと思います。

一方で、郵便番号検索などでは「新右『エ』門新田」の表記が見られます。「角川日本地名大辞典」も確認したかったのですが、近所の図書館が利用できないため、私には当面確認作業が行えません。その他の辞典類も含め、表記の確認が可能な方がいらっしゃいましたら、ぜひ確認していただき、このページへお知らせいただけますと幸いです。--東口会話2020年4月7日 (火) 02:43 (UTC)[返信]

表記について(再)[編集]

東口さんが3年前にも提起されておりますが、ノート:弘前市にてこちらの記事名の話題が上がったため、新たな節で議論を進めたいと思います。 現在のページ名は「新右エ門新田」ですが、そのほか「新右ェ門新田」「新右衛門新田」「新右ヱ門新田」といった表記がみられ、どれが正式か不明な状況になっております。以下は上記の4種類の使用例を調査した結果です。

不動産登記上は新右門新田と思われますが、さいたま市の条例等では新右門新田もしくは新右門新田と表記されています。また、さいたま市告示においては字八幡久保が登場しており、当記事の#存在していた小字は誤りの可能性があります。--七厩拓会話2024年3月17日 (日) 17:06 (UTC)[返信]

情報 コメント 議論を立ち上げていただきありがとうございます。また、調査を行っていただいたことに感謝申し上げます。私からも調査結果の報告などをさせてください。
  • 角川日本地名大辞典 11 埼玉県(角川書店、1980年〈昭和55年〉)
    • 485ページに「新右衛門新田」の項目があり、その中に「現在は新右エ門新田と書く」とある。また「〔近世〕新右衛門新田 江戸期〜明治22年の新田村名」「〔近代〕新右衛門新田 明治22年〜現在の大字名。はじめ片柳村、昭和30年からは大宮市の現行大字」とある。
    • 958ページの地誌編には「新右エ門新田」で掲載、「〔直前〕片柳村大字新右衛門新田」とある。
485ページの「現在」は1980年の時点を指すものですが、この記述ではいつから「新右エ門新田と書く」ようになったのかははっきりしません。〔近代〕のところでは「新右衛門新田」が「大宮市の現行大字」であると説明されているようにも読める一方、地誌編では「エ」表記であり統一されていません。なお、確認した限りでは「ケ」が含まれる地名はことごとく大文字で記載されており、「エ」が大文字なのもそれにならったものと思われるため、この記載を"「ェ」ではなく「エ」が正しい"と結論づけるための根拠とすることはできないと考えます。
  • 2019年末ごろでしょうか、「ヶ」を含む地名などの正しい表記についてさいたま市に問い合わせたことがありました。回答内容としては、さいたま市の町字名は「さいたま市区の設置等に関する条例」により規定しており、公式ホームページの「さいたま市 町字および該当区名一覧」は条例の表記に沿ったものであるとのことでした。条例や町・字一覧では、環境により字形が異なる「櫛」「蓮」「辻」について、環境を問わず正しい字形で表示されるよう、文字ではなく画像で表示されています(とはいえ、条例中の西区指扇領辻の「辻」は画像になっていないので、詰めが甘い気もしますが)。そこまで表記を細かく指定して町字名を規定した資料に「新右ェ門新田」とあることから、現行大字の記事である以上、この表記を記事名とするべきだというのが私の考えです。
  • 郵便番号簿の記載は、3年前の私のコメントの時点では「新右エ門新田」でしたが、2022年11月に「新右ェ門新田」に変更されたようです(参照1参照2)。同時にさいたま市の地名が複数変更されており、「ケ」が「ヶ」に変更されたり、「櫛」「辻」の字体が修正されたりしています。これにより、いずれも前述した条例の表記と一致するようになったようです(「蓮」については変更されていません)。
  • Googleの検索結果は、いずれも「最も的確な検索結果を表示するために、上のx件と似たページは除外されています」と表示されるまでスクロールした件数が、新右エ門新田が164件、新右ェ門新田が139件、新右衛門新田が107件、新右ヱ門新田が24件でした(愛知県のものの混入を防ぐため除外して検索しましたが、わずかに除外できていないものがありました)。
  • 「新右衛門新田」の用例としてお示しいただいたもののうち告示2件は、不動産登記の内容をそのまま記載したものと考えられ、用例数に計上することはためらわれます。なお、記事中の「存在していた小字」の節名は、角川日本地名大辞典における旧村の字が羅列されたページを典拠としており、「新田村としての新右衛門新田に存在していた(小)字」という意味合いである(現存しないという意味ではない)ため、たしかに語弊があり修正する必要はありそうですが誤りというわけではないと思われます。
とりあえず書き連ねてみました。角川日本地名大辞典の記載が正しいとすると、かつては「新右衛門新田」と表記したものの、1980年の時点でこの表記は用いられていなかったことになります。この変更がいつ、なぜ行われたかは不明確で、資料が残っているかどうかも不明です。不動産登記における表記が「新右衛門新田」となっているのは、何らかの理由でこの表記の変化が反映されていないからであると考えることが自然でしょう。こうしたケースが実際に存在することから、不動産登記の表記を正確な情報として全面的に信頼することには危うさがあると思います。本文では、不動産登記では今なお「新右衛門新田」の表記が用いられている旨を加筆する必要があるかもしれません。--東口会話2024年3月18日 (月) 20:04 (UTC)[返信]
返信 (@東口さん宛) 情報 詳しい情報ありがとうございます。さいたま市の事情にはあまり詳しくなかったので教えて頂きありがとうございます。
こちらの方でさいたま市市民局区政推進部に問い合わせてみたところ、以下のような回答が得られました。
  • 「大字新右ェ門新田」は旧大宮市における表記を引き継いでいる
  • 当該地名は過去に「新右衛門新田」と表記されていたが、さいたま市が誕生する直前には既に「新右ェ門新田」となっていた
    • 表記の変更が行われた経緯や時期については市も分からない
  • 登記所備付地図データおよび登記が「新右衛門新田」となっていることについて、何らかの理由で修正が漏れている可能性もあるため、さいたま地方法務局へ事実確認を行う
さいたま市への問い合わせに対する回答
東口さんの調査通り、かつて「新右衛門新田」と表記されていたのも事実であり、表記の変更に関する経緯も不明ということでした。どちらにせよ、現在の記事名は誤りの可能性が非常に高いため、改名すべきかと思われます。
ただし、正式な手続きを経て変更されたかどうかが疑問ではあります。告示の有無は時代によって変わりますが、基本的に議会の議決を経るという決まりは明治時代くらいから変わっていないはずなので、議事録などをがんばって探せば経緯や時期が判明するのですが、なければ改称されていない可能性が高いです。(ここら辺についてはさいたま市の担当の方が色々調査して条例などに反映してくれると思うのですが…)--七厩拓会話2024年3月19日 (火) 14:33 (UTC)[返信]
返信 ありがとうございます。問い合わせてくださったのですね。市が法務局へ確認を行った結果は、改めて七厩拓さんへ連絡されるということでしょうか。
私も、明確な手続きを経ていない可能性が否定できないとみています。人々や市が用いる表記が自然に変化したというだけで、議決や告示を経たものではないのだとすれば、現在でも「新右衛門新田」こそ正確な表記であると考えざるを得ないことになりますが、条例が「ェ」と定めていることと整合性がとれていないことになり、厄介ですね。--東口会話2024年3月20日 (水) 16:55 (UTC)[返信]
返信 (@東口さん宛) 市が法務局に問い合わせた結果などが私へ知らされるかは、今のところ連絡されておりません。どちらにせよ、登記もしくは条例が修正されるのはかなりの時間を要すると想定されますので、とりあえずは待つという形になりそうです。--七厩拓会話2024年3月21日 (木) 08:42 (UTC)[返信]