ノート:学名

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「ラテン語」とありますが、瞥見した限りではむしろギリシア語をラテン語化したもののほうが多いような気がします(狼桃とか)。煩瑣でしょうか。

発音表記の問題について。[編集]

[1]に載っているのですが、和名が無い生物の学名を片仮名表記する場合、ラテン語に忠実に表記すべきか、英語風に表記すべきか学会ではまだ完全には決まっていないようです(例:Tribulus terrestris→トリブルス・テレストリス(羅)、トリビュラス・テレストリス(英))。

皆様はどうお考えでしょうか。この際、一応ルールを作る必要があると考えますのでご意見をお待ちしております。

78 2005年6月30日 (木) 04:37 (UTC)[返信]

アカウントを取っていませんし、ウィキペディアに慣れていないうえ、まとまりの無い文章で本当にすみませんが、思うことをズラズラと書きます。
  • あまり学名の発音にこだわっても無意味かと。
  1. 第一に国際動物命名規約には、「学名の正しい発音法」なんてことについて特に厳しい制約は無かったと思う。わずかに本文よりも強制力が弱い追記(だったか付録だったか…)に、「○○はフランス語の●●の様に発音するが良い(綴りに困ったときのヒントとして)」 とかとあったぐらいで。対照的に学名の書き方、綴り方には厳しい制約が課せられている。これはつまり、ほんらい学名とは、永い時間にわたって不変的に存続することこそ重要であり、変化しやすい発音なんかはわりとどうでも良くて、紙にインクで記した、変化しない、百年後にも残る書き言葉としての学名こそを重視している。というのが、学名の基本精神なんだろうなぁ。と勝手に解釈しております。
  2. 第二にそもそも学名をラテン語で発音しなければならないのかどうか…。というのは、第4版では、それまで慣習的になっていた、造語的学名についても明記していたし、ラテン語以外の現地語がラテン語化されずに、しかも記載者の「聞きなし」を母国語アルファベット的な表記で学名としたものも多いですし。それに正しくラテン語化されていないギリシャ語も結構多いですし。それに「絶対にラテン語で発音するべきである」とすると、地名や人名のみ例外とするというのも変な気がしますし。ピンインやヴェトナム系とか、余計混乱します。
  3. 第三にもしもラテン語で発音することにしても、どのラテン語を用いるべきなのか…。現在世界で最も使用頻度が高いラテン語を学名でも使用すべきとしたならば、それは、教会ラテン語でしょう。なぜならカトリックの賛美歌がこれだし、法王もこれを使っているので。でもそれは変な気がする。では、黄金期?白銀期?その根拠は?(どちらも使用者がいます)そもそも中世の辺境国のリンネがどんな発音だったのか?フランス人はラテン語も頑固にフランス風に発音するそうですが、するとキュヴィエのラテン語発音なんかもかなりフランス風だったのでは。
  4. 第四に、そもそも日本人は誰も(語学に興味がある人を除いて)学名をラテン語として「正しく」発音していない気がする。「ラテン語風」に発音する人でも母音の長短や撥音、アクセントの位置とかは無視していることが多いです。これは正確な発音には重要で、たとえば英語で book をブーク、 loose をルッスと発音して正しいと言っているようなもので「正しいつもりで全然正しくない」ことが多いです。
  5. 第五に、じつは外国人でも学名の発音はばらばらだということがあります。日、英、中、インドネシア、みんなお国柄丸出しだったけど、同じような専門分野だし、いざとなれば紙に書けば無問題だから十分に話が通じたこともあります。欧米圏の人も結構いい加減だなあ。という印象を持つことがありました。拘る人はこだわるらしいけど、少数派だと思います。
  • 私自身が他の人から学名の正しい発音を教えてくれと言われたら、その人が研究室に所属しているなら「きみのボスに従え」そうではないなら「学名の発音はラテン語風でも正しいラテン語でも英語でもかまいませんよ。ラテン語を学んでみるのも楽しいですよ。ただし人に自分の発音を強制してはだめ」と答えます。ちなみに私は研究者ではありません。大学時代に生き物をいじっていただけです。

というわけで、その分野の学会の慣習に従えばそれで良いんじゃないでしょうか。どうでしょう。

古典ラテン語読みが良いでしょう。日本では訛ったお国読みがありませんから。ドイツなどでは割合古典読みをするようで、英仏では自国読みをします。一つには、音韻構造の違いがあるのでしょう。英仏の人は、ラテン語読みはできません。幸い日本語とラテン語は音韻構造が驚くほど似ているので正式に書くときは、ラテン読みが良いです。英語読みを片仮名にするのは無理があるし、基の綴りが完全に分からなくなります。片仮名では、英米人にも通じません。現場で英語読みをするのはむしろ英語を混ぜて使うことに似ています。現場ではよく例えば「defineしよう」とか言いますね。なのでクセノプスXenopusをゼノパス、フンギFungiをファンジャイ、アルガエAlgaeをエオギー/アルギー、アルカエカエArchaeaeをアーキー・アーチーとか言うのです。リソソームのようにもう定まった慣用読みもライソソームと読みますし、嘗てのドイツ語読みアーゼをエース、エネルギーをエナジーということもあります(寧ろ多い。)。しかし、書くときは違うようです(英語読みは書けませんから)。他の分野はといえば、化学では英語を字訳するとあり、決して英語読みを書きませんが、ドイツ読みに近く、ラテン語読みではありません。現場では英語読みも聞かれます。Xeゼノン等。ただし化学では語尾が重要なので英語読みすると区別ができなくなり(イーサンethan,ethenはeにアクセント)、区別のために、語尾にもアクセントを加えたりして読む可能性もありますが、外国人の手には負えません。アメリカ人も長いギリシャ起源のラテン語のアクセントの付け方は、定まっていないこともあるようで、聞かれるのと、「正しい」のとに違いがあり、分らないようです。しかし書き言葉なので、綴りさえ合っていれば問題がないのです。日本語で文中の単語を訓読みすべきか、音読みすべきか分らなくてもよいのと似ています。そんな発音を使い、更に、絶対表記できな片仮名にすることは大いなる問題です。長い単語も多い学名では絶対にやめてください。--(林) 2010年2月21日 (日) 08:43 (UTC)[返信]

細菌に関する記述の付け加え方について[編集]

細菌に関する記述を書き加えたいのですが、どんな形で加えたらいいかで迷っています。動植物と細菌では用語や定義などが微妙に異なるので、単純に書き足すだけではわかりにくいし、かといって別項目を立てるほどでもありませんし。【植】【動】【細】と生物群ごとの表示をつけてしまってよいでしょうか?またはもっとスマートな表示があるでしょうか?このノートかまたは私のノートのほうへご意見をお待ちしております。--Salix 2006年12月22日 (金) 06:21 (UTC)[返信]

そもそも、この記事は「動物」よりに書かれていたものに「植物」と「菌類」関連の項目を追加などしたため重複して書かれてある部分があったり、(今はだいぶ改善されましたが)動物の用語がそのままになっていたりしていて、すでに分かりにくくなっていると思います。この際、大幅な変更をした方が良いかもしれませんね。--Sesirec 2006年12月23日 (土) 08:29 (UTC)[返信]

ご意見やご提案ありがとうございました。まずはサブページを作って書いてみます。すぐにとはいきませんが、ひととおりできたところで皆さんのご意見を伺いたいと思います。そのときはまたよろしくお願いいたします。--Salix 2006年12月27日 (水) 02:45 (UTC)[返信]


改名提案:この提案は、日本語版と同時に、韓国語版、閩南語版にも提案されます。中止[編集]

「学名」という語は、生物の学名のみをさす語では決してなく、天文学等、様々な科学分野で用いられる語です。Wikipediaでは英語やラテン語等多くの西洋語版、及び、北京語版では、生物の学名については「二命名法」に相当する頁に書かれており、「学名」は別ページとなっております。「学名」に「二命名法」の生物の学名が描かれているのは、日本語版、韓国語版、閩南語版のみと思われます。 確かに単に「学名」と聞くと、生物の学名を思い浮かべる人は多いですが、多いだけで、やはり曖昧さを回避すべきです。リンクが多く作業が多くなり影響が大きいと思われ、此処に提案しました。ご理解願います。 移動後「学名」はラテン語版の「学名」を補填しつつ、編集されます。こちらもご覧ください。 ja:ノート:学名もご覧ください。(林)


日本では「二命名法」よりも「二名法」のほうが世の中に浸透しており、かつ、二名法は学名表記の方法の一つであることから、「学名(生物名)」として、学名の項目を曖昧さ回避にするのがよいと思います。ちなみにバクテリアの学名はラテン語も十分多いし、命名規則にも学名はラテン語として扱う旨記載されていますので、ギリシャ語は考慮しなくてもよいと思います。--Salix 2010年5月8日 (土) 21:03 (UTC)[返信]


コメント はじめに事務的かつ些末な事項ですが、

  • 提案者が提案文をノート冒頭に割り込ませたのは時系列の確認・コメントの挿入位置など少々混乱を引き起こすと考え、節名を変更して最後尾に移動しました.Salix様のご意見もこの件に関してと判断し、一緒に移動しております.なおテンプレートはノートではなく記事の冒頭に提示するための物ですのでここでは削除しました.
  • 提案者は「ページの改名」において推奨されている3点めの「Wikipedia:改名提案への掲載」を行っておりません.あくまでも推奨なので、これによってただちに提案が無効となる不備というわけではないでしょうが、ガイドラインであるからには尊重すべきではないでしょうか.

さて、あらためて、「二命名法」への改名は断固として反対いたします.学名は二命名法と同じ物ではなく、全く別の物だからです. 二名法はあくまで「種」に学名を命名する際の指標ですが、生物における学名とは種名に限定されず、属・科・目などの分類群に命名された一語からなる名称も「学名」として扱われます.詳細は実際に命名規約などでご確認いただけます. 本項目では種に対する名称だけでなく、上位分類群や下位分類群についても説明を記述していますし、これからの記事としての発展の可能性を考慮しても、本項目を種の学名に限定する必要性は皆無であると考えます.

Wikipediaでは英語やラテン語等多くの西洋語版、及び、北京語版では、生物の学名については「二命名法」に相当する頁に書かれており、「学名」は別ページとなっております 』と提案者は書かれていますが、これはなんら改名の理由たり得ません.前半部分については日本語版は日本語版としてのガイドラインに沿って記事名をつければよいのであり、他言語版にあわせる必要性はありません.さらに後半部分について、この文章ではさも「学名」としての項目が別にあるかのように読めますが、提案者が意図した物ではないにしろミスディレクションとなっており、実際には英語版(en:Scientific name)でも中国語版(zh:学名)でもそれらは単に二名法に相当する項目へのリダイレクトに過ぎず、独立項目としての「学名」記事が別にあるわけではありません.これは単に、項目名としてどれを選択するかというだけの問題で、英語版・中国語版では我々とは異なる選択をしたというだけなのではないですか?

「二命名法」への改名には反対いたしましたが、「学名 (生物学)」("生物名"よりは"生物学"とするほうが適切でしょう)等への変更に他の方々が賛成されるならばこちらに異論はありません.しかし、変更による影響が膨大な割には必要性・緊急性ともに薄いように個人的には感じますので、変更そのものについては積極的賛成はせず、保留とさせていただきます.


ところで実を申しますと、提案者の主張する学名とは『天文学等、様々な科学分野で用いられる語です 』という部分がピンと来ません.確かに星座の名称などでラテン語で呼ぶ物を学名としているのを見たような気がしますが、では実際に88個の星座名以外の天文学分野、また他の科学分野において使われている「学名」という呼称の多様な実例とはどんな物でしょうか? 有機化学等での化学物質名はIUPAC名や組織名と呼んだと記憶しておりますし、鉱物でも学名というより正式名称のような呼び方が普通のような印象があります.実際に他の用法がそれだけならば、本項目の冒頭でその例について言及しておけば充分ではないかという気がします.当方の浅学ゆえと言われれば恥ずかしながらその通りなのですが、申し訳ありませんが他分野での具体例を提示していただければ非常にありがたく存じます.--Preto(m) 2010年5月8日 (土) 21:31 (UTC)[返信]


コメント、ありがとうございます。事務的なお叱りは重く受け止めますが、どういうことかよくわからず戸惑っております。事務的な事は先輩方に優しくご教授いただければ幸いに存じ奉ります。-------「Wikipedia:改名提案への掲載」はWikipedia:改名提案に掲載すべきということのようで手動でおこなってよいのか存じませんが、載せておきました。

他言語版は、あくまで日本語版が選択する際の参考としてあげました。他言語版の選択に従う必要はありませんし、改名の理由ではありません。ただ、特に、(もともとが訳語であり)各言語が一対一に対応していることから、他言語版との整合性も重要だと考えております。日本語版の選択が、より適切なものであれば、他言語版全てを書き換えるよう提言するのが科学的でしょう。

実のところ当方も「二命名法」への改名よりは、「学名(生物名)」の方が適切ではないかと考えております。正に、「二命名法」は現在の種の命名であり、生物名は三命名法だってありますし、上位taxaは一語です。二命名法は学名(生物名)を特徴づける最も重要な要素の一つですがそのものではありません。現在の「種の学名」が「二命名法」を採っていて、逆に「二命名法」を用いるのは今のところ「種の学名」だけであるということに過ぎません。又、他言語版でもこの項目が、「二命名法」に掲載されているのは非常に違和感があります。

しかし、上のコメントでいえば「"生物名"よりは"生物学"とするほうが適切」ではありません。例えばsyntaxaの学名は、上位では固有の名称が与えられ、下位では属名等から語尾を付して命名されます。生物学では他にも区系区など、多くの違う範疇の『学名』を用いております。これらに混同が生じるためです。おそらく実際は他言語版で「二命名法」の項目に妥協して掲載しているのは、この事が原因と思われます。学名についての詳細に長けている言語版はないものの、この点の曖昧さを回避しているのでしょう。日本国では現在、生物名以外の学名の使用が乏しく、学名=生物名と考えがちで、このように定義している国語辞典も存在します。しかし日本語版では日本国の慣用に振り回されるべきではないでしょう。この点も考慮して、何に改名すべきか、考えねばなりません。


さて他分野での学名ですが、「鉱物でも学名というより正式名称のような呼び方が普通」とありますが、鉱物名の学名を見たことが御有りなのでしょうか?そして更に「正式名称」と呼ばれていたのでしょうか?少なくとも自分は、日本の書物・博物館等で鉱物名の学名を見かけたことはありません。日本では、鉱物名に英名が付与されていることが多いように思います。鉱物名の英名が英語圏において、どの程度正式なのかわかりかねますが、種名の和名を学名と言わないのと同様の意味で、『学名』ではありません。Linnaeusの三界説では、学名を付与して分類したわけで、当然、学名は存在します。使用頻度が下がっただけです。

又、元素名はすべて学名です。こちらも記号の方が使用頻度が高く、存在感が薄いのかもしれませんが、一部の書物には、元素の学名として挙げられております。

化学物質名の組織名というのは、慣用名に対峙する語で、名前から構造式が書けるということであり、和名・学名を問わない範疇です。この点でtaxonの学名は全て慣用名と言えます。化学物質名の国際名は仏語・英語を正文として付けられており、何語であっても、命名規約に従っていれば、国際名と言われます。何故学名と言わないかと言えば学名はラテン語でなければならないからです。従って、学名とはラテン語化された国際名です。化学物質名の国際名は組織名である必要はありません。例えば、組織名Acidum aetanoicum(エタン酸)は慣用名Acidum aceticum(酢酸)を用いることが強く推奨されております。又、組織名の命名に多くの方式があり、多くの場合優先順位があるものの、一意に命名されません。しかし生物の属以下の名称と異なり、或いは上位taxon同様、一化学物質名に多数の国際名が対応することとなります。即ちSynonymiaです。・・・(以下略)

或いは、雲や霊長目の形態用語は学名が広く用いられますが、英名が学名そのものを用いている為、気づかれないのかもしれません。

このような情報を詳しく書こうにも、日本語版「学名」がtaxon限定であるため、書けません。この点に関する情報をこの項目の日本語版に掲載したのち、言語間リンクを直す時にコピペを誤り、韓国語版に掲載した韓国語訳を張り付けてしまう人為ミスをしたところ、自身の著作権に違反するとして特定版削除されてしまいました。申し開きは認められませんでした。従ってノートページに他分野での具体例をまた提示するのが適切かわかりませんが、一応回答させていただきます。中国語版や、西洋語版では書く土壌が準備される様に選択されているので、そちらの方にかけと言われればそれまでですが、。--(林) 2010年5月11日 (火) 04:49 (UTC)[返信]

反対 (林)さんも認識されているように、日本語では通常「学名」は「生物についての国際的な名称」を意味しています。「日本語版では日本国の慣用に振り回されるべきではない」ですが、少なくとも「日本語としての慣用」は尊重されるべきです。なお、オンライン学術用語集で「学名」を検索すると植物学編、動物学編、遺伝学編しか掲載されていません。オンライン学術用語集には、電気学などが入っていないことは事実ですが、採鉱ヤ金学や天文学は入っています。本当に必要であれば生物以外の分野の「学名」は、本記事に一つの節を設ければ十分と考えます。念のため、ですが生物以外についての記述が必要と考えているわけではありません。--アルビレオ 2010年5月11日 (火) 14:06 (UTC)[返信]

コメント「日本語では通常『学名』は『生物についての国際的な名称』を意味しています。」という意見は日本語話者の意見の一つとして重視せざるをおえませんが、同じ日本語話者としては疑問を感じます。「『学名』と聞くと、生物の学名を思い浮かべる人は多い」と言ったのは、日本の日常用語として『学名』という言葉に知名度があってこれは属名・種名を思い浮かべる人が多いということを言ったものです。これは、日本で生物の博物学についての教養は一般的(義務教育的)だということです。同じ分類学でも、上位taxonの学名を思い浮かべる人は皆無でしょう。それどころか、「科名に学名がある」といわれ理解できない人も多いはずです。況してや、生物系の学生でも生物群集について十分教育されていない日本では、「群集の各階層syntaxonに学名がある」事を思い浮かべないでしょう。wikipedia日本語版には「生物(の名前)以外についての記述が必要でない」のだといわれれば仕方がないことです。生物分類以外の少数派学問は無視するのも已むを得ないのでしょう。

「日本語としての慣用」を尊重するということで、日本語話者の慣用に従う、即ち、(生物群集の盛んなドイツではなく)日本の実情に合わせるべきという考えはもっともなことです。但し、多数決で決めることではないと考えます。科学において何より重要なのは、正しいかどうかです。『学名』の使い方に正しいも何もありませんから、日本語話者が絶対反対だということであれば、已むを得ません。

しかし『学名』に対峙する『和名』や『英名』といった概念が『生物についての名称』のみを必ず示すのかについて考えてみてください。又、『学名』は『ラテン名』であることを思い出してください。昨今 日本で『生物についての名称』以外にラテン語を見かけない為に『学名』=『生物についての名称』と思われがちなのではないか、昨今 日本で広く英語を見かけるようになったので、『英名』≠『生物についての名称』と思われがちなのではないかを考えに入れてください。この場合は誤用ですから移動が必要です。

それでもなおやはり『学名』=『生物についての名称』という意見が多数であればwikipedia日本語版には例えば『学名(生物taxon名を除く)』のような項目を作るか、或いは、日本語としての慣用によって、生物taxon名を除く学名は死語として日本語では用いないのが正しいということになるので、新たにnomen scientificumの訳語として諸外国には対応語は存在しない語「正式ラテン名」などという日本語を作り項目名とするか、他言語版にかくか、とせざるをえなくなるでしょう。自然言語ではこのような意味の変異や話者による不一致が起きると学問全体に影響が及ぶという好例となり、学名やラテン語の重要性が分かるいい機会となりました。

以上の点を考慮してひろく意見を求めます。又、韓国語・閩南語等他言語に関する意見も募集します。これらは勿論 日本語と独立に選択すべきですが、日本語とも密接にかかわる為、相互に議論の参考になると考えます。又、徒に他言語版との整合性を崩したくないとも考えます。ところで閩南語版は本文がローマ字、ノートページが漢字表記でテンプレートの貼り方もわからなかったので、わかる人がいらっしゃいましたらご教授・お手伝い願います。--(林) 2010年5月13日 (木) 04:27 (UTC)[返信]

(林)さんのイメージで結構ですが、生物以外の学名を独立した記事にした場合、その記事の内容はどのようなものになるのでしょうか? 今のところ私には、単なる辞書レベルの記述にしかならないように思えます。Wikipedia:ウィキペディアは字引ではないに従うと、(ウィキペディアではなくウィクショナリーに書くべき内容だと思います。--アルビレオ 2010年5月14日 (金) 23:15 (UTC)[返信]
私は、少なくとも科学史の観点から重要な概念であり、書けば書けるだろうし典拠もあげられるはずだと思います。しかし、現状では(林)さんのおっしゃる「学名」がどういうものであるのか、要領を得ないというか、このノートで主張を読む限りではどうもなんだか怪しげにさえ思えるのです。とはいえ、議論の場でながなが説明をしたところで流れがつかみにくくなりますし、(林)さんとしても簡潔を狙ったことで私が「怪しげ」などと思うのは不本意でありましょう。そこで提案なのですが、まずはたとえば利用者:Lignosa/学名(稿)なりに出典付きの原稿を立ち上げてみてはいかがでしょう?みなさんの理解も深まるだろうし、いまの議論の前提に不可欠ではないかと思うのですが。内容次第で、曖昧さ回避をするにしても平等にやるか{{Otheruses}}でやるかなどの選択肢も変わるだろうし、あるいは現状の学名への統合で足りるかもしれないし、たとえば科学におけるラテン名というようなより広範な項目に育てることもできるかもしれないし、あるいはそのままお蔵入りということもあるだろうし、いずれにせよ改名うんぬんを決めるのはその後で問題ないと思います。--Mzaki 2010年5月16日 (日) 09:59 (UTC)[返信]
具体的な根拠を明らかにしておいたほうがいいと思われます。群集名、鉱物名、元素名それぞれについて「学名」と呼んでいる(「正式名」でも「scientific name 」でも「学術名」でもなく「学名」と呼んでいる)書籍を明示したうえでないと議論が進められないのではないでしょうか。なお、動物の学名は必ずしもラテン語ではありません。従って、学名=ラテン語ではありません。58.94.213.173 2010年5月16日 (日) 12:18 (UTC)[返信]
(コメント)鉱物の学名については、木下亀城の項に、「『鉱物学名辞典』 風間書房、1960」という本のことがあります。その実態についてはわかりませんが。--Sibazyun 2010年5月16日 (日) 13:41 (UTC)[返信]

(インデント戻します)(林)様、ご返信ありがとうございます.先に申し上げておきますが、私のコメントの冒頭部などに書いたことは決して非難のつもりではなく、他者が記述した部分を第三者である自分が編集したことに対する注意書きとして書いたものです.慣例上・手続上の事についての些細なミスは私自身も含めた不慣れな誰もが行う可能性のあることで、気づいた人間が修正すればよいというのがWikipediaでの論理であると考えます.そのような類のことについて同様に不慣れな身分である私がこちらから他者を「叱る」つもりは毛頭無かったことをご理解いただきたく、またそう受け取られてしまったことについてはお詫び申し上げます.

さて、「生物学」よりも「生物名」が適当である理由として、『例えばsyntaxaの学名は、上位では固有の名称が与えられ、下位では属名等から語尾を付して命名されます。生物学では他にも区系区など、多くの違う範疇の『学名』を用いております。これらに混同が生じるためです。』とお書きですが、混同も何も、これら全てが生物学上の「学名」なのであるから区別する必然性を感じない、というのが私の意見です.上位区分につけられた物も種・亜種につけられた物も同じ命名体系による物であるならば、同列に扱い、記事内でその用法に言及すればよい、またすべき物であり、実際に数節ながらされていると考えます.よって、貴殿の意見には納得しかねる物があります.



また、鉱物の「学名」についてですが、正式名称というのはあくまで引き合いに出しただけであり、文意は「学名と呼ばれていた印象がない」という点にあります.誤解を招いてしまったのであれば申し訳ありません.印象論ですので的確な出典を挙げることは出来ませんが、私が所属した地学系研究室での鉱物分野の人間からは鉱物の「学名」という表現が出てきたことはない、というのがその理由です.試しに手元の鉱物図鑑(楽しい鉱物図鑑 草思社)などで見ても、学名とは一切書いていません.(林)様は『ラテン語版の「学名」を補填しつつ、編集されます』とお書きでしたがラテン語版にはNomen scientificumのような記事はなく、Nomen systematicumの項に鉱物が言及されていたため、念のため「鉱物 学名」で検索してみた際に、いくつか使用例があったので、(林)様はこのことを仰っておられるのかと思い、例示したまでです.

しかしながら、貴殿の他の部分の記述に対してはその信憑性に疑念を抱いていることをここで言明しておきます.具体的には『元素名はすべて学名です』『雲や霊長目の形態用語は学名が広く用いられます』の部分です.

元素に関して、「元素の百科事典 丸善」「化学元素の話 東京図書」「元素の発明発見物語 国土社」などの書籍を見てみましたが、そこに元素の「学名」とやらが載っている物は皆無でした.確かに元素記号の多くは Au が "aurum" 、 Ag が "argentum" というようにラテン語名に由来していますが、これらラテン語名はその元素の学名ではありますまい.そもそも、元素の名称として学名という物があるならばなぜそのような重要な事項が多くの書籍で無視されており、また、アメリカ科学界が独自に「よそでAluminium とされている物は本国では Aluminumと書くとする」というような決定を下すことができるのですか?その『元素の学名として挙げられて』いる『一部の書物』がどれだけ信頼できる物なのか疑問です.実際の書籍名の提示をお願いします.

また、霊長類の分類について論文を書いた経験のある身としては、霊長類の形態用語を「学名」と呼ぶ、という点に対しては、はるかに大きな疑義であると感じております.誰がそのように仰っていたのですが? 具体的にどんな表現が学名としての形態表現なのですか? それを学名として記述している書籍はなんなのですか?  「論文まで書いておきながらそんなことも知らないのか」と仰るのならばその通りです、しかしそうであるならば是非ともその典拠となる書籍名をお教え願いたく存じます.

上記の点に加え、『学名はラテン語でなければならないからです。従って、学名とはラテン語化された国際名です。』や『新たにnomen scientificumの訳語として諸外国には対応語は存在しない語「正式ラテン名」などという日本語を作り項目名とする』のような表現も含めて、私としてはかなりの部分がラテン語名と学名とを混同された(林)様の独自研究に起因する物なのではないかという印象を持っております.他の方もコメントしておられますが、(林)様がタクソン名以外で使用されていると主張される他分野での「学名」、その典拠となる出典、さらにそれらについて実際にどのような形で別記事とするつもりなのか、を是非とも明確にしていただきたいと思います.それでは宜しくお願いいたします--Preto(m) 2010年5月16日 (日) 16:06 (UTC)[返信]


コメント動物の学名は必ずしもラテン語ではありません。」-----???動物の学名はたとえラテン語でなくとも(不変化で破格でも)ラテン語として扱われます。 「従って、学名=ラテン語ではありません。」---その通りです。学名はラテン名ですが、ラテン名は学名ではありません。学名は正式なラテン名です。真部分集合です。因みに、「正名」は何語でも構いません。学名=ラテン語∩正名です。従って、ラテン語の載っていない書物に、「学名」とあることはありません。又、ラテン語が書かれていても、正式なラテン名が定まっていない分野で「学名」が載っていることはありません。なお、一昔前には、生物名の学名には動植学名とう言葉も使われておりましたが、二界説が滅びた今、死語となりました。


さて、「生物学」よりも「生物名」が適当である理由として、........よって、貴殿の意見には納得しかねる物があります.」---誤解があるようですが、syntaxonは同じ生物学でも、生態学であって、分類学のtaxonと「同じ命名体系による物」ではありません。


ちょうど手にした「生態学体系」(古今書院)の巻Ⅰの「植物生態学1」のⅢの1のAの8にも「学名」が使われております。「鉱物名」の学名は、「Systema Naturalis」には少なくともあります。とはいえ、これらも、著者の「独自研究に起因する物」です。文系の学問の如く書物をどんどん引用せよと言われても手に余りますし、著者ローカルだと言われればそれまでです。生物図鑑で「学名」といいながら標準和名が書かれている例は腐るほどあります。これをもって、「学名」が何語でもいいということにはならない(と小生は考えます)。言葉の使い方なので個人差・地域差があるのは当然です。

正式なラテン名が載っていそうな書物には意外と小生の定義の「学名」(=科学における正式なラテン名)が使われているのではないかと思いますが、正式なラテン名を「学名」と呼ばない書物があったら、お知らせください。小生の定義は「独自研究」のつもりはなく、学術言語話者の一人としての感性で「学名」の語を使用しておりますし、少なくとも同意見の科学者は実在しますが、少数派であることは否めません。少数派であるのは、ラテン語を用いろ科学が少数派である為であると考えますが、この考えが誤りであれば、「学名」は生物名のみ記述すべきであり、この考えが正しければ、少数派であれば無視できるわけではありませんから、学問人口が少ないながらも他の「学名」についても記述すべきです。

形態学は医学部の教科書にあったと記憶しておりますが、信用しないでお探しください。 「植物薬物学名典範」なる書物があるようですが、中身は知りません。薬物には下記の問題があります。

元素名は「学名」(=科学における正式なラテン名)という意味で挙げました。下記の問題はありますが、Hgを除き元素記号になったラテン名は極めて標準で正式なラテン名です。従って、小生の定義で「学名」と呼べるし、そのような書物があった筈ですが、俄かに記述が見つからなかったので、独自研究かもしれません。そもそも小生は、この分野のこの書物では「学名」を小生の定義で用いているとか、「学名」の語を避けているとか、調べるつもりはありませんでしたし、科学史家でもありませんから、限界があります。又、門外漢として文献に重きを置く研究スタイルにはなじめません。特に、国外については、お手上げです。書名を挙げてくださっている方もいらっしゃり、勇気づけられました。文献や権威を否定しているわけではありませんから、小生の定義で様々な分野における「学名」の使用状況や、現生の話者の皆様の感覚はどんどんお知らせください。別に小生の定義を押しつけて行動に出るつもりはありませんから、分類学に偏らない客観的な意見をお待ちしております。

アメリカ科学界....」----アメリカという国は、まさにそういう事をしていて(メートル法とか)、NaやKの英名は記号と異なることは有名です(仏名にもあります。)が、これは各国がラテン語を用いていたころから、英米では、Natriumと言わずSodiumという別名を用いてきました。(Aluminiumは同じですが、Caesiumの様なラテン語のaeはアメリカ英語ではほとんど、イギリス英語では稀に、eに書きかえる。人類形態学などでは、ラテン語そのものである英名のaeについて話し合われた。)更に恐ろしいことに、薬品名には必ずラテン名が付いていましたが、各国単語はおろか文法にも差異があり、国際標準がありませんでした(日本は平成三年まで日独式ラテン名)。従って、各国でたまたま同じ名称とならない限り世界共通語とならず、「学名」とは呼ばれませんでした。これに一部、世界で最も強い英米式のラテン名を国際標準にする動きがあったのですが、本家の英米で「英名」を使うようになったため、英米で「英名」・他国で「英米式ラテン名」とはなる筈がなく、各国ばらばらの正式ラテン名を用いてきたのです。従って、「学名」と呼ぶべきでないと考える人が多くいたのです。(もっとも今の国際名同様、一意に定まらずとも曖昧さが排除されているので問題は起きない。一意性がなくとも正式には違いない。この意味でsynonymiaを認めながら一意性はない科学における正式なラテン名という意味で、「学名」と呼ぶものもいた。)ラテン名は一国家の権威が正式としても、世界共通とはならないのです。 学会等の世界唯一の権威や、学問の創始者が、正式なラテン名を定めていない場合は何が「学名」かは難しく、標準的なラテン名のことを指す(通常はいくつもラテン名がないので問題が生じない)と考えられます(独自研究)が、ラテン語を話す民族がいない以上、科学者一人ひとりに委ねられております。Vicipaediaラテン語版の語彙における問題に等しく、ラテン語使用者同士が形成してゆくしかないので、独自の研究が排除できず、このような分野では、日本語版は、ラテン語版で議論が落ち着くのを待つべきでしょう。

学名ではなくtaxon階級のラテン名ですが、英DomainにVicipaediaラテン語版ではImperiumなる語が用いられており(他の訳語もあるら模様)、今では適切であると思われるが、Vicipaediaラテン語版の誰かの独自研究なのではないかと思われます。このような問題は見守るしかないでしょうし、ラテン語使用者同士が議論する場は少なく、Vicipaediaラテン語版上である程度直接議論されるよりほかないでしょう。

「学名」の項目には概要・定義と分野の例、意義と問題点等をまず書きたいと思っています。科学においては、すべての概念範疇に名称を与え分類・抽象化して、法則を見つけることが重要であり、世界共通の名称として「学名」を用いてきた歴史がありますから、学名が定まっている概念範疇へのリンクとなるとともに未だ定まらない分野ではラテン語版での議論・形成を促すべく、見解の不一致を挙げたいのです。

これで小生の意図は十二分に書いたつもりでおります。未だ根本的に意図が伝わっていない方も見受けられますが、これから全てにお答えはできません。今後の動向をしばらく見守りたいと思います。--(林) 2010年5月18日 (火) 05:52 (UTC)[返信]


恥ずかしながら浅学のため議論についていけておりませんが、細菌の学名に関わったものとして無関係でもいられないのでコメントいたします。

1)ラテン名と学名の関係について--- 細菌の場合、ラテン語が話されていた時代には発見されていなかったので、日本語の和名と学名の関係のような、ラテン名と学名の関係は原則としてありません。名前も言葉の要素である以上文法が必要で、歴史的経緯により学名をラテン語として扱うことにされたものと理解しています。こういう経緯は分野によって違うでしょうから、「学名」としてはラテン語が学術用語になった経緯に軽く触れる程度にして、詳しい記述が必要なら各論に書いてはいかがでしょうか。

2)生物名以外の“学名”の扱いについて--- (林)様には「学名」という項目をどう書くかについてある程度の考えがおありのようですから、他の方が提案しておられたようにご自分の利用者ページに原稿を書いていろんな分野の専門家のご意見をうかがってはどうでしょうか。きっちりした文章でなくても、目次だけとか、(林)様の書こうとしているところだけ詳しく書いてそれ以外の【○○については現行の通り】として省略していいと思います。

生物名以外の分野を含むとなると、科学史などその他の分野の方も議論に参加できるような形態が必要と思います。現在の「ノート:学名」のページを化学物質や鉱物の専門家はウォッチしていないでしょう。せっかくですから(林)様のやる気がなくならないうちに原稿のタネを蒔いていただきたいと思います。もしかするとウィキペディアで分野横断的なプロジェクトができるかもしれないですから。--Salix 2010年5月18日 (火) 14:17 (UTC)[返信]

コメント結論。「学名」の語には、日本一般には分類学のtaxonに限るという認識も広く浸透しており、「学名」の改名は却って大きな混乱が生ずると思われる為、これを取りやめる。

  • 解決策(仮)

「学名」の語には、科学における正式なラテン名という定義(小生定義)が確かにあるものの、これは、今や、sensu latoであり、分類学のtaxonに限るという定義(広辞苑定義)が意味分化したと十分に言える。従って、日本語版「学名」の項目には、小生定義の「学名(s.l.)」ではなく、広辞苑定義の「学名(s.s.)」を載せ続け、新たに「学名(広義)」に「学名(s.l.)」を執筆する。「二命名法」は転送のままとする。

諸外国においては、s.s.とs.l.との意味分化が必ずしもあらず、又、あっても必ずしも日本と同様ではない。従って、暫定的にどの言語版にも「学名(s.l.)」「学名(s.s.)」を無理やり設けて、整合性を保つ。ローカルに意味が確認され次第、対処する。

  • 日本と同様の時、s.s.を「学名」に転送する。s.l.は転送しない。(日本式)
  • s.s.が「二命名法」にある時、s.s.を「二命名法」に転送し、s.l.は「学名」に転送する。(中国式)
  • s.l.が「学名」にある時、s.l.を「学名」に転送し、s.s.を「二命名法」に転送する。
  • その他は、その場で考える。

ここでの議論から、「学名(広義)」に対し、有用な情報が得られた。従って、「ラテン名」を「学名(広義)」に転送し、分野ごとに「学名」と呼ぶかどうかはトリビアルであるから「学名(広義)」ではラテン名や学術用語及び、学術ラテン語についても合わせて解説するが、分野ごとに「学名」と呼ぶかどうかも確認してゆく。結果的に、全科学分野一覧も副次的に得られる。科学史の観点も取り入れ、各論の中心とする。実用を考慮し、実際に「学名」や「ラテン名」を用いる為に、Vicipaediaとも協力し、正名の確認と別名の整理、ラテン語化等を議論する中心とする。Wikispecies等のプロジェクトにも関わる。多言語で行う。ここで時間を取られた上、又、計画が壮大となった為、何時まとまるかわからないので、年単位で見守り、やはり怪しい、短いという場合には削除する。--(林) 2010年5月20日 (木) 04:56 (UTC)[返信]

蛇足:岩波生物学辞典は、『学名』は『和名』同様、分類学に決め打ちしているものの、英仏独露すべて「科学的な名」なのに、羅は単にnomenとなっている。ラテン語でわざわざ学名と呼んでいるものは確かに見たことがない。日本語でも明らかな時は「名称」と呼ぶし、況してや科学の共通語であるという前提の学術ラテン語で明らかに曖昧性を排除して定義した名称をわざわざ学名とは呼ばないのだろうが、日本語や、或いは科学以外のラテン語も混ざる百科事典では「名称」というわけにもいかない。「名称」の「学名」が和訳されたのが『学名』なのか?--(林) 2010年5月20日 (木) 04:56 (UTC)[返信]

sensu lato というより sensu Lignosa ですね。現状では。
科学史の観点から学名の定義の変遷を追うことはたいへん意義があると思います。
ですが、学名に関する記事において、どのような方法をとるつもりにせよ、執筆者の独自の研究をもとにした加筆、記事作成、提案には反対いたします。
Wikipedia:出典を明記するをお読みになり、出展に基づいた記述をこころがけてください。せめて書誌情報はもう少し正確に書いてください。
>ちょうど手にした「生態学体系」(古今書院)の巻Ⅰの「植物生態学1」のⅢの1のAの8にも
これは、
沼田 真 編 (1959) 生態学大系 第1巻. 植物生態学[1]. 古今書院.
ですか?125.203.216.64 2010年5月20日 (木) 13:25 (UTC)[返信]

コメントLでかけたのですね。しかし、latoが奪格なのは、sensuにかかる形容詞だからで Lignosaは名詞なので属格Lignosaeにしましょう。別にs.l.はs.L.ではありませんよ。「執筆者の独自の研究をもとにした加筆、記事作成、提案には」当然自分も反対です。Lignosa以外によって少なくともtaxon以外に星座,syntaxonで「学名」は使われていて、s.s.より広い使われ方をしていることは紛れもない事実ですから、s.l.といったのです。「独自の研究」s.L.を書くわけではありません。「学名」の語に揺れがあるなら、その揺れ具合を正確に書くのが、辞典です。又、辞典に限らず文章に定義を書くのはその文章中で用いている語の曖昧性を排除する為の便宜で、当然のことです。「xxxという語はoooから~~~という意味でつかわれるが、以下ではーーーという意味で用いる。」と客観的にかくのは独自の研究ではありません。現状のように「学名」にs.s.を決め打ちしていることが問題だと言っているのです。taxonについて述べると書くべきで、すると他の分野については別項目で述べることとなります。誰も「学名」という語の意味を「独自の研究」によって改変し、新しい意味s.L.で使え等と強いるつもりはないし、強いてどうするのか意味不明です。

「学名」という語の意味にこだわっているわけでもありません。 かつてはあらゆる分野でラテン語がつかわれ、文章にも学名・ラテン名が書かれていましたが、今や調べるのも困難で、wikipediaのどの項目にも英語が書かれています。これでは、過去の文献を読むのにも不都合ですが、まさか、英語の代わりに正式なラテン名にしろと強いるわけにはいかないでしょうから、別にこれらを網羅すべきです。このラテン名は主として「学名」か術語であり、また科学ラテン語についても合わせて解説するのが適切であると考えて「学名」としたのです。「正名」の変遷も重要です。分野によっては実体は同じでも「学名」といわないのならそのようなことも書くべきですが、項目名として「学名(広義)」も良くないのでしょうか。

『鉱物学名辞典』は残念ながら、「学名」が英名でした。 高次taxonについては「学名」と呼ばない人がいて、最狭義の意味でしょう。 『医学生物学大辞典』(メヂカルフレンド社、A. Manuila et al.編、相磯貞和ほか訳、1983.12)では冒頭にあらゆる分野の「学名」について触れられていて、参考になりますが、ポストラテン語時代では「フランス語の学名」等とあり、「学名」がラテン語という図式は、学術語がラテン語という図式に同じという認識のようです。学術語がラテン語という図式が崩れた今、あらゆる学術語の「正名」は「学名」と言いたいようです。未だに分類学では学術語がラテン語という常識があるので「学名」がラテン語となって、矛盾はしないのですが。これは最広義の意味でしょう。--(林) 2010年5月25日 (火) 03:41 (UTC)[返信]

念のため、ですがウィキペディアは辞典ではありません。--アルビレオ 2010年5月25日 (火) 23:23 (UTC)[返信]

出典不足はどこですか[編集]

出典が不足しているとのタグがつけられましたが、記事のどの部分について足りないのでしょうか?--Salix会話2012年5月30日 (水) 16:31 (UTC)[返信]

園芸品種表記[編集]

cv.表記は1995年の規約改定で使えなくなったのではないのですか? Lotywiki会話2017年9月11日 (月) 07:07 (UTC)[返信]