ノート:土師馬手

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馬手の父[編集]

「大華下・土師身(身形子)の子」との加筆がなされましたが、これは何を典拠にしているのでしょうか。もし、後世の系図の類だとすると、それを事実として記載するのはまずいと思います。私は、壬申の乱についてはけっこうな数の歴史書を読みましたが、歴史学者が参照する際の史料の価値は、日本書紀・続日本紀・万葉集 > 懐風藻 > 公卿補任といった感じで、その他は無視するか取り上げても伝説扱いです。もし系図によるのなら、冒頭に入れるのでなく段落を分けて、「○○氏に伝わる後世作られた系図によれば大華下・土師身(身形子)の子とされる」程度にするのが良いと思います。--Kinori 2009年6月10日 (水) 13:55 (UTC)[返信]

ご指摘ありがとうございます。ご指摘の事項概ね了解致しました。直接の出典は宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会,1986年 です。また、当書籍における土師氏系図作成にあたっての参考文献は『好古類纂』(明治時代)、『美濃国江氏系図』(成立時期不明ですが江戸時代以降でしょうか)、『百家系図稿』(明治時代)であり、この中で『好古類纂』『百家系図稿』については、特定の家に伝わった系図とは趣が異なり、広範囲に亘る資料収集及び資料批判を行った上で執筆された物ですので、一定程度評価に値する物とは考えています。ただし、ご指摘の通り後世の系図を根拠としており、歴史学上定説になっている事項とは言い難いのは事実かと存じます。ついては、出自は不明とし、当方記載内容については脚注に置くことと致します。--Snap55 2009年6月10日 (水) 14:35 (UTC)脱字修正--Snap55 2009年6月11日 (木) 15:49 (UTC)[返信]
近世の系図はファンタジーですが、その頃の人々が考えていたこととして価値があります。段落や節を分け、歴史事実と別個のものとして書くと、有益な加筆になると思いますので、今後もお願いします。勝手な要望を容れてくださりありがとうございました。--Kinori 2009年6月11日 (木) 13:34 (UTC)[返信]