ノート:九九式軽機関銃

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日本軍の7.7mm実包は、昭和12~15年に於いて大々的な改正が行われています。

簡単に整理すると、7.7mmセミリムドの弾を八九式実包とし、7.7mmリムレスを九二式実包、7.7mmリムレスの弱装を九九式実包としたのです。改正前は八九式、九二式がセミリムド、九七式がリムレスでしたが、混同しないようにしてください。

制式化された九二式重機関銃は、九九式と九二式(新しいほう)を用います。

編集合戦をしても無意味ですから、まずは陸軍の残した資料を確認してください(アジア歴史資料センターで閲覧できます)

「実包の概説」レファレンスコードA03032123000

「九二式重機関銃外1点弾薬中改正の件」レファレンスコード C0100185--221.116.237.197 2007年12月22日 (土) 19:11 (UTC)むすす[返信]

私も先日、別件の編集(92式重機, ZB26)で89式~99式実包への変遷を記す際に、上述の「実包の概説」(Refcode:A03032123000)を参照しました。
同資料には99式実包が使用できる陸軍の機銃・小銃一覧が出ていますが、99式実包の制定以降の資料なので、92式実包に比べて99式実包が弱装、という内容は確認できませんでした。
海軍の7.7ミリ実包はルイス軽機用の.303ブリティッシュですので、陸軍の7.7ミリ実包とは薬莢のサイズが異なる別物と理解しています。
しかし、92式重機用のセミ・リム薬莢と、99式軽機/小銃用のリム・レス薬莢はリム部を除けば全く同寸なので、何故一本化しなかったのか誰もが不思議に思う事でしょう。
おまけに92式重機はセミ・リム薬莢とリム・レス薬莢の両方が使えると英語版の記事に記されていまして、そのソースを見たら92式重機の使用実包が30年式実包と記してる???なサイトでしたが...
当時の陸軍内部でも、この混在状態について納得できる説明を受けた人はいたんでしょうかねぇ?
普通に考えれば機銃にはリム・レス薬莢の方が向いてますし、小銃はセミ・リム薬莢でも“構わない”ってところだと思いますが、何故それが逆になってしまったのか...??
また、本記事中にある89式・92式実包が99式実包より強装というのは本当なんでしょうか?
96式軽機に使用する30年式/38式実包に比べて、99式実包はかなりの高圧ですし、96式軽機自体はZB26を基にした設計なので、7.92ミリモーゼル級の強装弾使用も問題ないですから、本記事中の説明には納得が行きません。
旧軍関係は誤内容が多いので、96式に使用された30年式/38式実包の弱装弾の事と混同してるのかな?とも思います。
--121.111.212.97 2009年8月29日 (土) 22:02 (UTC)[返信]


九六式軽機はZB26を参考にはしたのでしょう、が、核心部分である機関部は一部の国内の書籍、海外の博物館の解説、 海外の96式/99式軽機のオーナーが主張するようにZB26をコピー・原型にしたものではないです。 実際、機関部は南部伝統のホチキス系でありZB26系とは別物です。

九九式軽機の項目もそのような前提を元に九七式車載重機関銃との弾薬互換性に関して自己研究的主張を 取り入れている方がいるようですが九九式軽機の原型である九六式がそもそもZB26系とは言えないので 九七式車載重機関銃を母体にしないのは無駄という主張は説得力が欠けているのではないのでしょうか? (九六式がZB26のコピー、原型と記載している書籍などソース提示があれば結構なのですが。)

それに九六式が既に大量配備されている状況で九六式を基にせず、九七式車載重機関銃系を元に 系統の違う銃を配備しても生産面、部品流用など互換性や教育の面でも問題が多いのでは無いのでしょうか?

もっとも試作96式軽機(A号銃)の対抗であったB号銃、九七式車載重機関銃はZB26系のコピーと一部と言われています。 そのあたりの銃の開発経緯がこういった議論の混乱の元なのでしょうけれども。

個人的にはen.wikiでの96式の解説など海外や国内で96式=ZB26のコピーと誤解が流されているのが残念です。Gunken 2009年11月28日 (土) 17:18 (UTC)[返信]