ノート:パウチカムイ

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Peehyoro Acalaと申します。所でこの項目名「パウチ (アイヌ)」だと、「パウチという名前のアイヌ人」のようにも読めてしまうのですが、変更した方が良いですかね。私としては「パウチ (カムイ)」「パウチ (アイヌ民話)」「パウチ・カムイ」などが良いと思うのですが。Peehyoro Acala 2008年9月29日 (月) 15:08 (UTC)[返信]

返答が遅れまして申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。初版を投稿した時点ではアイヌといえばアイヌ民族を指す、ということまで深く考えておりませんでした。私が参考としました毎日新聞社『妖怪事典』では単に「パウチ」とされていますが、同書でフリーカムイを単に「フリー」と表記していることなどを考慮し、ほかの項目名と足並みをそろえるには「パウチカムイ」が適当かと思い、改名提案することに致します。--逃亡者 2008年10月8日 (水) 00:50 (UTC)[返信]

Peehyoro Acalaでございます。わざわざ改名提案ありがとうございました。やはり、括弧付きの記事名は避けた方が良いそうですので、「パウチ」に「カムイ」をつけたご提案の「パウチカムイ」が無難と思われます。パウチは間違いなくカムイの一種ですし、実際パウチカムイとする霊も有るようです。 で、もうひとつ確認しておきたい事ですが、パウチとカムイの間の中黒は無しで宜しいでしょうか?私は、先の発言では中黒付きにしました。複数の単語で構成されたアイヌ語の固有名詞は構成要素毎に分けた方がわかりやすいかなと思ってあのようにしたんです。が、書籍などを見ると区切っていない例の方が多いようで、一般性という意味では中黒無しの方が良いような気もします。さてどうしましょうか?Peehyoro Acala 2008年10月8日 (水) 15:09 (UTC)[返信]

書籍で区切り表示なしが多いとのことでしたら、WP:Vの観点からも、名称は区切り表示なしの方が良いでしょうかね。ご覧になった書籍とは、加筆時に参考文献として提示して頂いた『アイヌ民譚集 付、えぞおばけ列伝』『北海道の伝説』のことでよろしいでしょうか? 近日中に別件の調べもので図書館へ行く予定でおりましたが、ネットで蔵書検索してみたら両方とも蔵書があったので、私の方でも読んで確認してみます。--逃亡者 2008年10月9日 (木) 03:43 (UTC)[返信]

Peehyoro Acalaでございます。「区切りがないのが多い」っていうのは『アイヌ民譚集 付、えぞおばけ列伝』『北海道の伝説』も含めて、ですね。図書館で色々と本を物色してみて「区切りを入れていないものが多いな」と漠然と思っただけの話でして…。アイヌ語の名詞の表記については、いずれWikipedia:外来語表記法/アイヌ語でも作って議論する必要が有るかな…とも思っています。
ともあれ、図書館に行かれるそうですね。特に『えぞおばけ列伝』はパウチだけでなく他の魔物についてのエピソードや忌み言葉等の習慣についても色々と載ってますのでお薦めですよ。Peehyoro Acala 2008年10月10日 (金) 14:00 (UTC)[返信]

図書館で調査して参りました。「パウチ」の表記については『アイヌ民譚集』205頁「淫魔の話」で単に「パウチ」のみで表記されており、『北海道の伝説』も同様でしたが、更科源蔵著『アイヌの神話』(みやま書房、1981年刊)で「パウチカムイ」の表記を確認できました。ほかの書籍もあたりましたが「パウチ」のみの表記が多く、「パウチカムイ」「パウチ・カムイ」の表記は見つかりませんでした……が、カムイの表記は10冊以上の書籍で「○○○・カムイ」でなく区切りなしの「○○○カムイ」となっておりました。「パウチカムイ」「パウチ・カムイ」のどちらを選ぶかとすれば「パウチカムイ」にしたいところですが、書籍上で「パウチカムイ」表記のあるケースが1冊だけでは押しが弱いかと思い、もう少し調査してみたいと思います。--逃亡者 2008年10月17日 (金) 22:22 (UTC)[返信]

Peehyoro Acalaでございます。もうひとつ「パウチカムイ」とする本を見つけました。田村すず子著『アイヌ語沙流方言辞典』草風館 1996年 ISBN 978-4883230938 。 この本には「Pawci-kamuy」(パウチカムイ)なる項目がありまして、人の気を狂わせる神というような意味の定義がされています。 ちなみに姉妹編?の中川裕著『アイヌ語千歳方言辞典』草風館 1995年 ISBN 978-4883230785 では「パウチ」(pawci)と「パウチノッカ」(pawcinotka)という見出しで出ていて、「パウチカムイ」はありませんでした。ただ、千歳地方でのパウチは淫魔ではないそうで、参考にならないかもしれません。Peehyoro Acala 2008年10月19日 (日) 15:07 (UTC)[返信]

情報ありがとうございます。まだ図書館へ行けておりません……なお『北海道の伝説』の記述も「パウチ」だったなどと書きましたが、申し訳ありません。よく見ると66頁にPeehyoro Acalaさんの加筆してくださったシシャモのエピソードがあり、まぎれもなく「パウチカムイ」表記でした。図書館では貸出禁止だったのでメモを取り誤ったものと思われますが、よく考えるとこの本、すでに自前で所有しておりました……現在、目の前に『北海道の伝説』があります。忘れっぽい性格に嫌気が差しつつあります(汗)大変失礼致しました。--逃亡者 2008年10月24日 (金) 22:52 (UTC)[返信]
『アイヌ語沙流方言辞典』150頁にて、英字では「Pawci-Kamuy」ですがカタカナ表記は区切りなしの「パウチカムイ」で表記されていることを確認できました。また、人文社の『江戸諸国百物語 東日本編』(ISBN 978-4-7959-1955-6)150頁でも「パウチカムイ」表記でした。このくらい出典が出揃えば、改名に際しての出典は充分かと思います。--逃亡者 2008年10月29日 (水) 02:44 (UTC)[返信]

(改名に賛成)Peehyoro Acalaでございます。わざわざ調査ありがとうございました。では、改めて「パウチカムイ」への改名に賛成票を投じます。Peehyoro Acala 2008年10月31日 (金) 15:34 (UTC)[返信]

ほかに異論や反対意見がありませんでしたので、改名しました。これまでのご意見・ご協力、ありがとうございました。--逃亡者 2008年11月5日 (水) 07:42 (UTC)[返信]