ノート:バズヴ

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バイブ・カハとは三相女神を指すのでしょうか?[編集]

この三相女神の事をバイブ・カハと呼ぶのはゲーム寄りの本でしか見かけない印象があります。英語版wikipediaではバイブ・カハは女神バイブの別名の一つとなっており、モリガンらの三相女神を指す言葉としては"Morrigu"が使用されています(複数形なのでしょうか?)。--雲霞会話2015年11月23日 (月) 05:45 (UTC)[返信]

この話の出処と思われる文章を発見しました。エヴァンス・ウェンツ (Walter Evans-Wentz) の"The Fairy-Faith in Celtic Countries"(1911)です。著作権が切れているので全文が公開されているのですが、この4章[1]によれば"
"In the greatest of the Irish epics, the Tam Bó Cuailnge, where Cuchulainn is under their influence, these war-goddesses are called Badb (or Bodb) which here seems to be a collective term for Neman, Macha, and Morrigu (or Morrigan) ."
"... and the Badb in the threefold aspect is thus explained: 'Macha, i. e. a royston-crow; Morrighain, i. e. the great fairy; Neamhan, i. e. Badb catha nó feannóg;"
となっています。全く出処のない話というわけではなく、「ゲーム寄りの本でしか見かけない」とした事は訂正します。ただ、ウェンツにとってもこの説は"seem"であり、断言はしていません。また他の書籍や他原語版を読む限り、この説が現代において定説としての地位を占めたとも言えなそうです。--雲霞会話2016年2月4日 (木) 12:58 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

若干込み入った事なので前提となる情報を整理します。

  • バイヴ・カハはモリガンらの三相女神を指すための特別な言葉ではなく、女神バイヴ(バズヴ)の名前の一つである。
  • エヴァンス・ウェンツは『クアルンゲの牛捕り』におけるバイヴをモリガンらの総称と受け取れるとし、またモリガンらをバイブの三つの相であるとしている。
  • ウェンツの説は定説と言えるほどの強い影響力を有しているようには見えない。一例を挙げるとOxfordの"A Dictionary of Celtic Mythology"ではこの三相女神の総称はMórrígnaであるとされる。またBadbの項目には三相女神の総称である事を示す記述は一切なく、三相女神を構成する女神の一柱として記されている。

従ってこの記事を三相女神としての記事として残すのであればMórrígnaへと改名するべきであり、女神バイヴの記事として残すのであればバズヴへと改名するべきであると考えます(バイヴではなくバズヴとするのはこちらの方が古アイルランド語の発音に近いからです。カハを省くのはこちらが一般的な表記であるからです。又ヌアザルー (神)等他のアイルランドの神の記事名に合わせる目的もあります)。特に意見がない場合はバズヴへと改名します。--雲霞会話2016年2月6日 (土) 16:07 (UTC)[返信]