ノート:エスノメソドロジー

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名前の由来について[編集]

名前の由来について付け足しても良いと思える部分がありましたので、以下に引用し、同様に本ページにも少し長いのですが省略して記載しておきます。間違がありましたら、修正お願いします。(新装版 エスノベソドロジー-社会学的思考の解体-)からです。

ガーフィンケル 「まず、このことばの由来について話そう。一九五四年にさかのぼるけれども、今はラトガース大学の法学部にいるソール・メンドロウィッツがシカゴ大学の法学部にいて、フレッド・ストロベックの陪審員研究計画に参加していたんだ。(略)ストロベックはすでにウィチタで陪審員室を「盗聴」しているところだった。ぼくにウィチタへ行ってテープを聞くように言った。そのテープを聞いた後で僕は陪審員たちと話すことになっていた。つまり、陪審員たちが話していたことをあらかじめ聞いた後で彼らが何を言うかを見ようというのだ。(略)それは、陪審員たちは陪審員たちの仕事をしているなかで、自分がなにをしているのかをどうやってわかるのかということだった。そのとき、ぼくらは、もしベイルズの相互作用分析手続きを使えば、録音した会話からたくさんのものが言えるだろうと思った。その録音記録から、ぼくらは、陪審員たちが小集団の諸特徴を会話の中でどのように示しているか、おおいに学ぶことができた、そのとき、念頭にあった問題は、「何が彼らを陪審員にしているのか」だった。(略)科学者は科学者らしくふるまうとみなされているんだが、陪審員はそんな仕方では陪審員としてはふるまっていないんだ。けれども彼らは、適切な説明、適切な記述、あるいは適切な証拠といったことがらに関心をもっていた。彼らが「常識的に考えれば」なんて言うときは、自分たちが「常識的」になりたくないときだ。つまり、彼らは法律にもとづいていたいのだ。(略)いわばこうしたきわめて方法論的なことがらについて、興味深い信奉が彼らにはあるのだ。--Wikijann会話2013年1月16日 (水) 06:21 (UTC)[返信]