ドミニク・レイエス

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ドミニク・レイエス
基本情報
本名 ドミニク・ヴィンセント・レイエス
(Dominick Vincent Reyes)
通称 ザ・デバステーター
(The Devastator、破壊者)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1989-12-26) 1989年12月26日(34歳)
出身地 カリフォルニア州ヘスペリア
所属 ケージ・コンバット・アカデミー
テイシェイラMMA & フィットネス
身長 193cm
体重 93kg
リーチ 196cm
階級 ライトヘビー級
バックボーン ボクシング、レスリング、キックボクシング、柔術
総合格闘技戦績
総試合数 16
勝ち 12
KO勝ち 7
一本勝ち 2
判定勝ち 3
敗け 4
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ドミニク・レイエスDominick Reyes1989年12月26日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家カリフォルニア州ヘスペリア出身。テイシェイラMMA & フィットネス所属。UFC世界ライトヘビー級ランキング14位[1]

来歴[編集]

幼少の頃からレスリングとアメリカンフットボールを始めた。ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校時代にはアメリカンフットボールでディフェンシブバック(セイフティ)として1年時からスターティングメンバーに選ばれ活躍し、最終的にはチームのキャプテンを務めた。大学卒業後に兄弟が経営する「ケージ・コンバット・アカデミー」で総合格闘技のトレーニングを開始した。

2013年にアマチュアデビュー戦を行い、5連勝の記録でプロへ転向[2]

プロでも6連勝を収めるとUFCと契約を交わした。

UFC[編集]

2017年6月25日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Chiesa vs. Leeでヨアキム・クリステンセンと対戦し、左ストレートで開始29秒のTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、UFCデビュー戦を白星で飾った。

2018年10月6日、UFC 229でライトヘビー級ランキング7位のオヴィンス・サンプルーと対戦し、3-0の判定勝ち。

2019年3月16日、UFC Fight Night: Till vs. Masvidalでライトヘビー級ランキング6位のヴォルカン・オーズデミアと対戦し、2-1の判定勝ち。

2019年10月18日、UFC on ESPN: Reyes vs. Weidmanで元UFC世界ミドル級王者のクリス・ワイドマンと対戦し、1R序盤に左ストレートでダウンを奪い、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、自身の無敗記録を12に伸ばした。

2020年2月8日、UFC 247のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者ジョン・ジョーンズに挑戦。序盤から中盤にかけてスタンドの攻防で善戦したものの、僅差で0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗し、キャリア13戦目にして初黒星を喫した。接戦ではあったが、MMAFightingがSNSで行ったファンアンケートでは、ジョーンズ勝利支持が42.1%、レイエス勝利支持が57.9%となり[3]、北米主要メディア記者の判定では21人中14人がレイエスの勝利を支持した[4][5][6]

2020年9月27日、UFC 253のUFC世界ライトヘビー級王座決定戦でライトヘビー級ランキング3位のヤン・ブラホヴィッチと対戦し、2Rに左フックでダウンを奪われパウンドでTKO負け。王座獲得に失敗した。

2021年5月1日、UFC on ESPN: Reyes vs. Procházkaでライトヘビー級ランキング5位のイリー・プロハースカと対戦し、左スピニングバックエルボーで2RKO負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2022年11月12日、1年6カ月ぶりの復帰戦となったUFC 281でライトヘビー級ランキング12位のライアン・スパンと対戦し、左ジャブから右フックで1RKO負け。4連敗となった。この試合はスパンの体重超過により、206.6ポンドのキャッチウェイト契約で行われた[7]

ファイトスタイル[編集]

The Devastator(破壊者)のニックネームの由来となった強烈なキックと、左ストレートを軸とした切れのあるパンチを持つファイター。テイクダウンの攻防にも優れており、テイクダウンディフェンスの成功率は80%を越えている。

人物・エピソード [編集]

  • 兄アレックスも同じく総合格闘家であり、UFCへの参戦経験を持つ[8]

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
16 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
12 7 2 3 0 0 0
4 3 0 1 0

ドミニクレイエス 14

獲得タイトル[編集]

表彰[編集]

  • ブラジリアン柔術 青帯
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)

脚注[編集]

  1. ^ [1] UFC公式サイト
  2. ^ ドミニク・レイエス UFC公式サイト
  3. ^ SNSアンケートMMAFighting公式ツイッター 2020年2月9日
  4. ^ Jon Jones def.  Dominick Reyes :: UFC 247 :: MMA Decisions”. mmadecisions.com. 2021年5月8日閲覧。
  5. ^ Dana White thought Dominick Reyes beat Jon Jones at UFC 247, doesn't rule out rematch” (英語). MMA Junkie (2020年2月9日). 2021年5月8日閲覧。
  6. ^ Dominick Reyes in disbelief over UFC 247 judging: 'You're going to do me like that?'” (英語). MMA Junkie (2020年2月9日). 2021年5月8日閲覧。
  7. ^ UFC 281 video: Ryan Spann flattens Dominick Reyes with brutal one-punch knockout in first round MMA Fighting 2022年11月12日
  8. ^ アレックス・レイエス SHERDOG
  9. ^ University of MMA: Fight Night 8 Tapology

関連項目[編集]

外部リンク[編集]