セルリア

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セルリア(学名:Serruria florida)とは、ヤマモガシ科、セルリア属の一種。別名、ブラシング・ブライトともいう。中でも有名なものはセルリア・フロリダという種類。

概要[編集]

南アフリカが原産地であり、そこで40種類以上が自生している。同じヤマモガシ科としてはプロテアやバンクシアなどが存在している。

特徴は、花の部分で、色がついてとがっているところは総苞(そうほう)で、それに覆われている中心部分が花となる[1]。鉢植えで流通することは少なく、切り花としての流通が多い。暑い地方で生まれたため寒さに弱く、過湿にも弱い。

英名でBlushing Brideと言われている。この意味は、頬を染めた花嫁といわれブライダルに用いられることも多い。イギリスの故ダイアナ妃のブライダルブーケとしても使用された。

セルリアの由来は、オランダの植物学者:James Serrurier(ジェームズ・セルリエル)や、フランスの植物学者:J.Serrurier(セルリエ)と考えられている。

花言葉は、「ほのかな思慕」「可憐な心」「優れた知識」など。

CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))

参考文献[編集]

セルリアってどんな花?https://replant.tokyo/blushing-bride/(2019/10/16参照)

セルリア「花言葉」https://story.spark-a.com/flower-s405/(2019/10/16参照)

脚注[編集]