スーザン・ウォーターズ

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スーザン・ウォーターズ
Susan Waters
スーザン・ウォーターズ作「納屋の羊と犬」(c.1890)
誕生日 1823年5月18日
出生地 ニューヨーク州ビンガムトン
死没年 1900年7月7日
死没地 ニュージャージー州トレントン
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スーザン・ウォーターズ(Susan Catherine Moore Waters、1823年5月18日 - 1900年7月7日)はアメリカ合衆国の画家である。独学の画家で、肖像画や静物画、家畜の絵などを描いた。

略歴[編集]

ニューヨーク州ビンガムトンの桶職人(cooper)の娘に生まれた[1]。独学の画家で、美術教育はほとんど受けていない。ペンシルベニア州サスケハナ郡のフレンズヴィル(Friendsville)の寄宿学校で学び、生物学の授業のための資料の絵を描くアルバイトをして、自分と妹の学資を稼いだ[1]

1841年に17歳で、クエーカー教徒の男性、ウィリアム・C・ウォーターズ(William C. Waters)と結婚した[1]。夫は病弱で十分な生活費を稼がなかったので、スーザンが絵の仕事で生活を支えた。始め、肖像画を描き、絵の教師をした。ニューヨーク州やペンシルベニア州を旅して、肖像画の注文を集め、夫と初期の写真家としても活動した[2]。肖像画で安定した収入が得られるようになった後、もっと自由に表現するために静物画や動物の絵も描くようになった[3]

1866年に各地を巡る生活を止め、ニュージャージー州バーリントン郡のボーデンタウン(Bordentown)に移った。自宅の庭で飼う羊などの家畜の絵を描いて、画家として知られるようになり、フィラデルフィアで開かれた建国100年記念国際博覧会に作品の出展を要請された[2]

1899年にトレントンの介護施設に移り翌年死去した。

作品はマサチューセッツ州、アンドーバーのアディソン・アメリカ美術館 (Addison Gallery of American Art)やニューヨーク州のアーノット美術館などに収蔵されている。

作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Susan C. Waters”. National Gallery of Art. 2018年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月7日閲覧。
  2. ^ a b “Waters' art works go on exhibit Jan. 5”. Star-Gazette (New York, Elmira): p. 7. (1979年12月28日). https://www.newspapers.com/clip/19872225/susan_c_waters/ 2018年5月6日閲覧。 }
  3. ^ EWaters, Susan C. and Paul D. Schweizer. “A Letter by Susan Waters Provides New Information on her Career.” American Art Journal. Vol. 19, No. 1 (1987): 76-77.

参考文献[編集]

  • Bice, Arlene S. Bordentown. Portsmouth, NH: Arcadia Publishing, 2002. p. 61.
  • Heslip, Colleen C. “Susan C. Waters.” The Magazine Antiques. vol. 115 (1979): 769–777.
  • Gerdts, William H. Painting and Sculpture in New Jersey. Princeton, NJ: 1964. pp. 109–112.
  • Strass, Stephanie. “Susan Waters.” American Women Artists, 1819–1947. The Neville Strass Collection, 2003.
  • Waters, Susan C. and Paul D. Schweizer. “A Letter by Susan Waters Provides New Information on Her Career.” American Art Journal. Vol. 19, No. 1 (1987): 76–77.