ジェルジ・ヤンツェル

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ジェルジ・ヤンツェル(Georges Janzer, 1914年9月15日 - 1989年10月18日)は、ハンガリー出身のヴィオラ奏者[1][2][3][4]

ブダペストの生まれ。1925年からリスト・フェレンツ音楽専門学校でオスカル・ステューダーとエデ・ザトゥレツキにヴァイオリンを学び、1934年にはジュネーヴ音楽院に留学して修士号を取得した。帰国後はしばらくブダペスト市立管弦楽団のコンサートマスターを務めたが、1940年から1978年までヴェーグ四重奏団にヴィオラ奏者として参加。第二次世界大戦後は、チェロ奏者のエヴァ・ツァコと結婚し、1967年からアルテュール・グリュミオーと夫婦でグリュミオー・トリオを結成している。

教育者としては、盟友のシャーンドル・ヴェーグと共にデュッセルドルフ音楽院でヴィオラを教え、1972年から妻と共にインディアナ大学で教鞭を取った。

ブルーミントンの自宅で就寝中に死去。

脚注[編集]

  1. ^ fold3.com
  2. ^ ジェルジ・ヤンツェル - Discogs
  3. ^ Memorial Resolution PROFESSOR EMERITUS GEORGES JANZER (1914 - 1989)”. 2013年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月9日閲覧。
  4. ^ The Indianapolis Star from Indianapolis, Indiana · Page 38”. 2013年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月9日閲覧。