シャーロック・ホームズとワトソン博士

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みんなのうた
シャーロック・ホームズとワトソン博士
歌手 谷啓
作詞者 柴田陽平
作曲者 比呂公一
映像 アニメーション
映像制作者 福島治
初放送月 1975年12月 - 1976年1月
再放送月 1977年8月 - 9月
2013年8月 - 9月(お楽しみ枠)
2018年12月21日2019年1月18日リクエスト
2022年1月
2024年2月 - 3月
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シャーロック・ホームズとワトソン博士』(シャーロック・ホームズとワトソンはかせ)は、日本の歌。作詞:柴田陽平、作曲:比呂公一、歌:谷啓

1975年12月 - 1976年1月NHKの『みんなのうた』で紹介された。

概要[編集]

アーサー・コナン・ドイルが生んだ世界的名探偵シャーロック・ホームズと、その相棒の医学博士ワトソンを題材にした歌。

ハナ肇とクレージーキャッツでこの番組に出たのは谷啓一人であり、谷啓自身、初めての「みんなのうた」出演であった。

アニメーション福島治が制作した。

フニクリ・フニクラ」「アヒルの行列」「福島治次」名義で制作、「福島治」名義で制作したのは初。

1977年8月 - 9月に再放送され、2013年8月 - 9月に「みんなのうたお楽しみ枠」再放送され、2018年12月21日2019年1月18日に「みんなのうたリクエスト」再放送され、2022年1月に「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」「ゆりかごのうた」と合わせて放送「ゆりかごのうた」のみフルコーラス、番組では視聴者からの思い出のナレーションが添えられた。

CD化はされていないが、1977年7月キャニオンレコード(現:ポニーキャニオン)から発売されたLPレコード「NHKみんなのうたより ゴールデン・ベスト20」は、石岡ひろしのカバーで収録されている。

内容[編集]

1番の歌詞ではシャーロック・ホームズの登場と難事件解決の意気込みが、2番ではメモ魔(どんな些細な事ももらさず記録にとどめる)ワトソンと、ホームズによる事件の解決が、いずれも簡潔に表現されている。

1・2番とも、歌の間にセリフが加えられ、事件の内容と謎解きが説明されている。

この歌で取り上げられたシャーロック・ホームズ作品は『赤毛連盟』で、歌詞の間のセリフは「ズボンの泥と、地下の奇妙な物音」、「彼は銀行強盗をするためにトンネルを掘っていた」という意味の内容である。

参考資料[編集]

みんなのうた缶