グランツーリスモ ワールドシリーズ
Gran Turismo World Series | |
競技 |
グランツーリスモSPORT(2018 - 2021) グランツーリスモ7 (2022 - 現在) |
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大会形式 |
オンライン 対面形式 |
開始年 | 2018年 |
主催 | ポリフォニー・デジタル |
スポンサー |
PlayStation Michelin TOYOTA GAZOO Racing Genesis Fanatec Mazda Brembo Sony Alpha BBS |
開催期間 | 5月~12月 |
前回優勝 |
ネイションズカップ ポル・ウラ コケ・ロペス ホセ・セラーノ マニュファクチャラーズカップ 國分 諒汰 メヒディ・ハフィディ マテオ・エステベス |
最多優勝 |
イゴール・フラガ (3回) (1 ネイションズカップ、2 マニュファクチャラーズカップ) 宮園 拓真 (3回) (1 ネイションズカップ、2 マニュファクチャラーズカップ) コケ・ロペス (3回) (2 ネイションズカップ、1 マニュファクチャラーズカップ) |
公式サイト | |
https://www.gran-turismo.com/jp/live/ |
グランツーリスモ ワールドシリーズ(英: Gran Turismo World Series 略称: GTWS)は、ポリフォニー・デジタルが主催するeスポーツのトーナメントシリーズである。競技はグランツーリスモシリーズを用いて行われる。2021年までは、FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ(英: FIA Certified Gran Turismo Championships 略称: FIA GTC)として開催されていた[1]。
概要[編集]
グランツーリスモ ワールドシリーズには、「ネイションズカップ」と「マニュファクチャラーズカップ」の2種類のトーナメントがある。両トーナメントは『グランツーリスモ7』のスポーツモードで行われ、ドライバーのレーティングに基づきGT1、GT2、GT3の3つのリーグに分かれる。そのうち、上位リーグのGT1に参加しているドライバーのみがワールドファイナルの選抜対象となる[2]。
ネイションズカップでは、住んでいる国や地域からオンラインシリーズに参加しポイントを獲得していく。シーズン終了後、欧州/中東/アフリカ地区、北米地区、中南米地区、アジア地区、オセアニア地区の5つの地区から、成績上位の12ヵ国がワールドファイナルに進出する。ドライバーは各国のランキング上位3名が選抜される[2]。
マニュファクチャラーズカップでは、プレイヤーが選択した自動車メーカーからオンラインシリーズに参加しポイントを獲得していく。シーズン終了後、マニュファクチャラーランキング上位の9メーカーと、オフィシャルパートナーのトヨタ、マツダ、ジェネシスの計12メーカーがワールドファイナルに進出する。ドライバーは、欧州/中東/アフリカ地区、北米/中南米地区、アジア/オセアニア地区の3つの地区からランキング上位1名が選抜される[2]。
歴史[編集]
2014年6月25日、ポリフォニー・デジタルは国際自動車連盟(FIA)とパートナーシップを締結した。eスポーツ分野においてFIAの認定を受けるのはこれが初めて[3]。また、同時にオンラインチャンピオンシップを2015年に開催することを発表した[4]。
2016年5月20日、『グランツーリスモSPORT』アンヴェイルイベントにて「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズン テスト」が行われた。この時は予選などは無く、選手は各国から選抜されてテストが行われた[5]。 翌年の2017年には、『グランツーリスモSPORT』のスポーツモードで「チャンピオンシップ テストシーズン」が開催され、全プレイヤーがチャンピオンシップに参加できるようになった[6]。
テストシーズンが終え、2018年、ポリフォニー・デジタルと国際自動車連盟(FIA)は、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ(略称: FIA GTC)」を創設[7]、6月19日に開幕した[8]。
2018シリーズでは、シーズン1、シーズン2、ファイナルシーズンと3つのオンラインシーズンが用意された[9]。決勝であるワールドファイナルはモナコで開催され、ネイションズカップではブラジル代表のイゴール・フラガが初代チャンピオンとなり、マニュファクチャラーシリーズでは、川上奏、ビンセント・リガード、タイレル・メドウズが初代チャンピオンとなった[10]。両チャンピオンは、FIA授賞式「FIA GALA」でも表彰された[11]。
2020、2021シリーズでは、新型コロナウイルス感染症の影響でワールドファイナルを含むすべてのレースイベントをオンラインで開催した[12]。また、2020シリーズ ワールドファイナルからTOYOTA GAZOO Racingが主催する「GR Supra GT Cup(現: TOYOTA GAZOO Racing GT Cup)」の決勝大会を併催するようになった[13]。
2022シリーズでは、採用ゲームタイトルを同年発売された『グランツーリスモ7』へ移行した。
同年、ポリフォニー・デジタルと国際自動車連盟のパートナーシップが一時休止となり、大会名を「グランツーリスモ ワールドシリーズ」へ名称変更した[14]。
参加一覧[編集]
グランツーリスモ公式サイト「選手権概要」を参照
参加国[編集]
参加自動車メーカー[編集]
大会結果[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “PS5/PS4『グランツーリスモ7』の世界大会「グランツーリスモ ワールドシリーズ 2022」の開催概要が公開”. 週刊アスキー. 2024年3月16日閲覧。
- ^ a b c “「グランツーリスモ7」,世界大会“グランツーリスモ ワールドシリーズ 2023”開催概要が発表に。ネイションズカップ初戦は5月13日に開幕”. 4Gamer.net. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “ソニーと国際自動車連盟、FIA認定のEスポーツレース大会を史上初開催へ”. MOTOR CARS. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “Gran Turismo 6 Tracks Receive Certification from FIA in New Partnership with Polyphony Digital”. gtplanet. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “「グランツーリスモSPORT」アンヴェイルイベント詳報 新モード続々!世界の「GT」がついにフルモデルチェンジを果たした!!”. GAME Watch. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “11月4日からチャンピオンシップ テストシーズンがスタート!”. gran-turismo.com. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “FIA CERTIFIED GRAN TURISMO CHAMPIONSHIPS”. Federation Internationale de l'Automobile (FIA). 2024年3月12日閲覧。
- ^ “世界チャンピオンを決める「FIAグランツーリスモチャンピオンシップ」を、本日6月19日(火)より開催!”. PlayStation.Blog. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2018シリーズ 開催概要”. Granturismo.com. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “初代チャンピオンが決定! “FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2018 ワールドファイナル”の結果発表”. ファミ通.com. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “「グランツーリスモSPORTS」で「FIA グランツーリスモチャンピオンシップ」がスタート。ワールドファイナルの勝者は「FIA Gala」で表彰”. 4Gamer.net. 2024年3月12日閲覧。
- ^ “ワールドファイナルとGR Supra GT Cup決勝大会を12月18日から20日にかけて配信”. gran-turismo.com. 2024年3月16日閲覧。
- ^ “トヨタ、「グランツーリスモSPORT」でのワンメイクレース「GR Supra GT Cup 2020」開催”. Car Watch. 2024年3月16日閲覧。
- ^ “FIAと袂を分かったグランツーリスモ。しかし来年は提携が復活か? 山内一典氏「おそらく一緒に仕事をすることになる」”. motorsport.com. 2024年3月16日閲覧。