エゾヨツメ

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エゾヨツメ(学名:Aglia japonica)は、鱗翅目ヤママユガ科

翅の開は雄では約60ミリ、雌では約90ミリ。前翅の中央部分には黒い紋がある。後翅には青い紋があり、その周りには黒い環がある。

日本産の場合では、ヤママユガ科の中では最も小型である。 成虫の発生時期は4〜5月で、岡山県南部では少なく、中部・北部にかけて比較的多く生息する。

また、イボタガ、オオシモフリスズメ、エゾヨツメを含めたこれらの蛾は、「春の三大蛾」と呼ばれる。 成虫は日没後に行動する。