インディオス・デ・マヤグエス

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インディオス・デ・マヤグエス
創設 1938年
所属リーグ
リーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・ロベルト・クレメンテ
歴代チーム名
本拠地
エスタディオ・イシドーロ・ガルシア
収容人員 10,500人
獲得タイトル
リーグ優勝(18回)
1949, 1957, 1963, 1966, 1978, 1984, 1986, 1988, 1989, 1992, 1997, 1998, 1999, 2003, 2005, 2010, 2012, 2014
成績(タイトル以外)
球団組織
監督 Jesús Feliciano
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インディオス・デ・マヤグエススペイン語: Indios de Mayagüez英語: Mayagüez Indians)は、プエルトリコのウインターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・ロベルト・クレメンテに所属するプロ野球チーム。1938年のリーグ創設時から加盟しており、クリオージョス・デ・カグアスと並び歴代最多タイとなる18回の優勝を誇る。1978年と1992年にはプエルトリコ代表としてカリビアンシリーズを制した。他の中南米のウィンターリーグと同様に開催時期が日本プロ野球のオフシーズンにあたることから、日本の各球団から選手やコーチが派遣されることもある。

本拠地はプエルトリコマヤグエスにあるエスタディオ・イシドーロ・ガルシアである。同球場では2010年の第21回中央アメリカ・カリブ海競技大会に向けた改修工事が行われたため、2007年からの3年間はアグアディーヤの球場で試合を行っていた。改修工事により、現在の収容人数は10,500人となっている。

2015年には、オリックス・バファローズ山﨑福也吉田一将が、日本のプロ野球界がオフシーズンである11月から1カ月間、インディオス・デ・マヤグエスに参加した。この時の経験について「精神面が強くなった」と感想を述べている。山﨑福が「カーブの大事さを再確認できました」と言えば、吉田一は「直球すね。向こうはムービング系の球が全盛なんで、きれいなフォーシームは逆に武器になると言われた」と付け加えた[1]

2019年11月6日、読売ジャイアンツ古川侑利高田萌生両投手と杉内俊哉2軍投手コーチを派遣することを発表した[2]。同年7月にトレードで東北楽天ゴールデンイーグルスから入団した古川は「球団からは、先発ローテーションで貯金が作れるよう頑張ってくれと言われた。僕のいい所は真っすぐの強さだが、変化球の精度をもっと追求したい」と述べ、3年目の高田は「とにかく真っすぐの精度。そこが一軍で活躍するのに一番大事ではないかと考えている。プエルトリコで向上させたい」と話した[3]

素顔丸出しでインディアンの被り物をしているオッサンが、チームのオフィシャルマスコット。チケット代は一律5ドル[4]

主な選手[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]