イノセント (飲料ブランド)

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Innocent Drinks
業種 Beverage
設立 1998年 (1998)
創業者 Richard Reed, Adam Balon and Jon Wright
本社
London
United Kingdom
事業地域
Europe
主要人物
Douglas Lamont (CEO)
製品 Drinks
所有者 The Coca-Cola Company (90%)
ウェブサイト www.innocentdrinks.co.uk
イノセントジャパン合同会社
innocent Japan G.K.
種類 合同会社
本社所在地 イギリス ロンドン
設立 2018
業種 飲料品メーカー
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イノセント(InnocentDrinks イノセントジャパン合同会社)[1]は、イギリスロンドンに本社を置く飲料ブランドである。スムージーをはじめとするドリンクを製造・販売しており、日本では2019年7月より販売を開始した。企業理念は「おいしくて、いいこと」。

概要[編集]

1999年ロンドンで、当時ケンブリッジ大学の同級生だったリチャード・リード、アダム・バロン・ジョン・ライトの3人によって設立された。現在ではヨーロッパ20ヶ国以上で展開をしている。2018年9月にイノセントジャパン合同会社を設立し、2019年7月にはアジアで初となる日本でのドリンクの販売を開始した。[2]

2021年9月30日をもって、日本国内でのすべての製品供給を終了した。

製品[編集]

イノセントの製品「まんま、飲むフルーツ」は、フルーツを使用したスムージージュース

2019年7月に日本で販売開始した際の製品は、『おおまじめストロベリー』『やんごとなきマンゴー』『ゴージャスグリーン』のスムージー3種。

2020年4月のリニューアルの際に、ゴージャスグリーンから『やんちゃなキウイ』[3]に交代した。

2021年4月にスムージーの『すべらないバナナ』[4]、ストレートジュースの『どんだけオレンジジュース』『ひたむきアップルジュース』[5]を発売した。

2020年の夏に東京オリンピック・パラリンピック公式スムージーとして『ひと夏のキャロット』『うたかたのパイン』が発売[6]され、投票で勝利した『うたかたのパイン』は2021年に『イノセント東京2020ゴールドボトル』として再登場、というアナウンスがなされていたが、発売されなかった。

チャリティー活動[編集]

イノセントは毎年利益の10%をチャリティーへ寄付[7]している。またビッグニットプロジェクト[8]という、小さなニット帽をボトルに被せて販売するプロジェクトも行っており、1本の売上につき25円を日本財団へ寄付していた。

脚注[編集]

  1. ^ イノセントジャパン合同会社|Baseconnect”. baseconnect.in. 2021年6月4日閲覧。
  2. ^ ヨーロッパNo.1、おいしさ100%スムージー“イノセント”がアジア初、日本への上陸決定。2019年7月9日(火)より都内での発売を開始。”. PR TIMES. 2023年4月1日閲覧。
  3. ^ イノセント “まんま、飲むフルーツ” 2020年4月28日(火)より販売エリアを拡大して新登場。新レシピ「やんちゃなキウイ」も同日より発売開始。”. PR TIMES. 2023年4月1日閲覧。
  4. ^ イノセント“まんま、飲むフルーツ” 2021年4月6日 (火) より新レシピ「すべらないバナナ」を発売。”. PR TIMES. 2023年4月1日閲覧。
  5. ^ イノセント“まんま、飲むフルーツ”に初のストレートジュースが登場。『どんだけオレンジジュース』『ひたむきアップルジュース』2021年4月13日 (火) より新発売。”. PR TIMES. 2023年4月1日閲覧。
  6. ^ イノセント“まんま、飲むフルーツ”今年の夏だけ楽しめる『ひと夏のキャロット』『うたかたのパイン』2020年7月14日 (火) より順次販売をスタート。”. PR TIMES. 2023年4月1日閲覧。
  7. ^ イノセント – フルーツと野菜をふんだんに使ったおいしさ100%スムージー”. Innocent drinks – Japan. 2021年6月10日閲覧。
  8. ^ 世界9カ国以上で話題になった冬のチャリティ企画。小さなニット帽が想いをつなぐ『ビッグニットプロジェクト』2020年11月12日 (木) より日本で始動”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年6月4日閲覧。

外部リンク[編集]