アンソニー (編集技師)

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アンソニー
Anthony
Anthony
本名 Lewellyn Anthony Gonsalvez
生年月日 (1973-09-11) 1973年9月11日(50歳)
出生地 インドの旗 インド タミル・ナードゥ州チェンナイT・ナガル英語版
職業 映画監督編集技師
活動期間 2003年 -
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アンソニー(Anthony、1973年9月11日 - )は、インド編集技師[1][2]。2003年公開の『Kaakha Kaakha』に編集技師として参加し、ガウタム・メノン英語版監督作品でキャリアを積み、2010年公開の『ロボット』で初めてシャンカール監督作品に参加した。これらを含めて60本以上のタミル語映画テルグ語映画マラヤーラム語映画ヒンディー語映画に参加している。2013年には『Attahasa』で初めてカンナダ語映画に参加した。彼の編集技術は多くの若手編集技師に影響を与えている[3]

キャリア[編集]

マドラス基督教大学で文学を専攻するが、卒業後に友人に勧められてプラサード・スタジオ英語版でアニメーション技術を学び、後に編集技術を学んだ。1993年から2004年にかけてエディット・ポイントで企業広告や映画の予告編、ドキュメンタリー製作などを手掛け、その多くはラジーヴ・メノン英語版のような映画製作者との共同製作だった。また映画のミュージックシーンやテレビ映画の編集も経験し、その中でガウタム・メノン英語版から『Kaakha Kaakha』のオーディオリリース・イベントでの「Ennai Konjam」の仕事を依頼された。ガウタムはアンソニーの仕事振りに感銘を受け、彼との間に同作の編集技師の契約を結んだ[4]。『Kaakha Kaakha』への参加以降、タミル語映画の人気監督であるガウタム、シャンカールA・R・ムルガダースN・リンガサーミ英語版K・V・アーナンド英語版A・L・ヴィジャイ英語版の作品に参加した[5]

2008年にはジャヤラーム英語版ユーギ・セトゥ英語版ナミータ英語版を主要キャストに迎えて自身が監督を務める映画『Jagathalapradhaban』のプリプロダクションを開始するが、途中で企画は頓挫している[6]。2014年8月にマラヤーラム語映画『Shutter』のリメイク映画を監督する企画が進行していることを公表した。同年11月にはサティヤラージを主演に迎えて自身の監督映画を製作することが発表され[7][8]、2015年に『Oru Naal Iravil』として公開された。

主なフィルモグラフィ[編集]

出典[編集]

  1. ^ Anthony – chitchat – Telugu and Tamil film editor. Idlebrain.com (31 January 2006). Retrieved on 2011-06-21.
  2. ^ Anthony. Behindwoods.com. Retrieved on 2011-06-21.
  3. ^ UmaShanker, Sudha (2006年12月12日). “Style and substance”. The Hindu. http://www.hindu.com/mp/2006/12/12/stories/2006121200430500.htm 2008年8月24日閲覧。 
  4. ^ Anthony - chitchat - Telugu and Tamil film editor”. 2019年7月2日閲覧。
  5. ^ Editor Anthony - Tamil Cinema Editor Interview - Editor Anthony - Endhiran - Sivaji - Nadunisi Naigal - 7am Arivu - Vaanam - Poda Podi - Behindwoods.com”. 2019年7月2日閲覧。
  6. ^ From holding scissors to wielding megaphone”. IndiaGlitz. 2019年7月2日閲覧。
  7. ^ Editor Anthony turns director”. Sify. 2019年7月2日閲覧。
  8. ^ Editor Anthony to wear the directors hat”. IndiaGlitz. 2014年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月2日閲覧。

外部リンク[編集]