となりの真理ちゃん

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真理ちゃんシリーズ > となりの真理ちゃん
真理ちゃんシリーズ
通番 題名 放送期間
第1作 真理ちゃんとデイト 1972年10月
- 1973年3月
第2作 となりの真理ちゃん 1973年4月
- 1973年9月
第3作 とび出せ!真理ちゃん 1973年10月
- 1974年3月
ミュージック・ホームドラマ
となりの真理ちゃん
ジャンル バラエティ番組
企画 渡辺プロダクション
渡辺企画
脚本 河村シゲル
ほか
演出 福田陽一郎
出演者 天地真理
ザ・ドリフターズ
谷啓
ほか
声の出演 はせさん治
富田耕生
大山のぶ代
松島みのり
音楽 宮川泰
オープニング 「となりの真理ちゃん」
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗 日本語
製作
プロデューサー 境和夫
工藤英博
制作 TBS
放送
放送チャンネルTBS系列
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1973年4月5日 - 1973年9月27日
放送時間木曜 19:00 - 19:30
放送枠真理ちゃんシリーズ
放送分30分

特記事項:
人形キャラクターデザイン:石森章太郎
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となりの真理ちゃん』(となりのまりちゃん)は、1973年4月5日から同年9月27日までTBS系列局で放送されていたTBS製作のバラエティ番組である。正式名称は『ミュージック・ホームドラマ となりの真理ちゃん』。放送時間は毎週木曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。

概要[編集]

真理ちゃんシリーズの番組第2弾。前番組『真理ちゃんとデイト』は天地真理と各回のゲストと人形たちによるミュージカルとトークショーを融合させたような内容だったが、本番組は前作からのミュージカル要素も交えつつも、ホームドラマ調の内容になっており、毎回ゲストが天地たちに絡むのがパターンだった。人形たちのキャラクターデザインは、引き続き石森章太郎(後の石ノ森章太郎)が担当した。

スタッフ[編集]

出演者[編集]

登場人形[編集]

ヒネクレ(ヒネクレール)
声:はせさん治
体色はグレー。正確は 多少素直ではない。太い眉毛の持ち主。
左右に動く目、上下に動く太い眉が可動する。少し癖のあるナチュラルではない大阪弁を使う。演者の両手を利用するタイプの、二人で操作するタイプの人形。
バンダ
富田耕生
「オレはヨ~、オレはナ~」を繰り返すのが口癖の 鼻の頭がピンク色のパンダ。のんびりした性格。
演者が左手を使って口パク、演者の片手をそのまま人形の片手に利用するタイプの人形。人形の片手はダミーで動かない。
コッペ
大山のぶ代
黄色と黒のトラ猫。
演者が口と両手を操るタイプの人形
黒目が左右に動く。
パクロン
松島みのり野村道子(第20回~、ただしオープニング主題歌の声は松島みのりのままである。)
緑一色のボア生地の身体に、薄いピンクのタラコ唇。
演者が口と両手を操るタイプの人形。
目は大きくて、円形の透明のパックの中で 黒目が自由に動く仕掛け。
谷啓からは「緑一色」と呼ばれている。
特記事項
ヒネクレとバンダは前シリーズである『真理ちゃんとデイト』からの続投。コッペとパクロンは今シリーズで新たに登場したキャラクターだが、『真理ちゃんとデイト』の最終回で卒業した、ノッペラ、ゴマスリ、オレオレ、クイクイの4体のキャラクターからのバトンタッチ[1]と、宣伝の一環として出演している。

主題歌[編集]

『となりの真理ちゃん』

放送リスト[2][編集]

放送日 サブタイトル ゲスト
1 1973年
4月5日
ねェちょっとだけよ! ザ・ドリフターズ
2 4月12日 こちらバンダ!そちら誰れだ? 沢田研二
3 4月19日 コッペの花売り作戦 小柳ルミ子
4 4月26日 ねェケンちゃんオモチャちょうだい 宮脇康之
5 5月3日 ちょっとスンズレイします! ハナ肇、沢田研二、小松政夫
6 5月10日 あれ!俺が犯人だって? 小柳ルミ子、布施明
7 5月17日 おせっかい峠に順が来た! 井上順
8 5月24日 コッペは世界チャンピョン! 小柳ルミ子、仲雅美
9 5月31日 牛乳ドロボーをさがせ!
10 6月7日 デタッ!怪物だあ 岸田今日子、沢田研二
11 6月14日 あんたも好きネ! ザ・ドリフターズ、岸部四郎
12 6月21日 変身!ウルトラマン ジェリー藤尾、小柳ルミ子、柳家小三治
13 6月28日 悪い奴ほどよく食べる?! 玉川良一桜井センリ
14 7月5日 パンダの初恋! 坂本九
15 7月12日 夏だ!祭りだ!金魚スル! 布施明、藤村有弘左とん平
16 7月19日 パパは子連れセールスマン? 坂上二郎
17 7月26日 見たぞオバケの正体 坂上二郎
18 8月2日 灯台にマムシ現わる! 毒蝮三太夫水森亜土、桜井センリ
19 8月9日 夏休み特集・真理ちゃんと歌おう
20 8月16日 愛スちゃってスンズレイ! ハナ肇、鶴間エリ
21 8月23日 ナヌ!?なべのタッチ作戦 名古屋章犬塚弘
22 8月30日 真理ちゃんのお見合騒動! 森光子(特別出演)、藤村俊二
23 9月6日 バンダョ!テッペ島が呼んでいる 岸田今日子、曾我廼家一二三
24 9月13日 アグネスのキントト占い アグネス・チャン、ジェリー藤尾、左とん平、曾我廼一二三[3]
25 9月20日 チョットだけョ!フフフ…… 小柳ルミ子、伊東四郎杉田かおる、曾我廼一二三
26 9月27日 さよならへの出発! 沢田研二、井上順、玉川良一

漫画[編集]

  • 『真理ちゃんとデイト』に引き続き細井雄二によって、「小学二年生」(小学館)の1973年5月号から同年10月号まで漫画が連載された。

CS放送[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ニンジンは第24話で実質卒業したため、最終回には出演しなかった。
  2. ^ 【連続企画】天地真理特集 ホームドラマチャンネル公式サイト 2023年7月1日閲覧
  3. ^ クレジット表記のママ
  4. ^ 【連続企画】天地真理特集 ホームドラマチャンネル公式サイト 2023年9月2日閲覧

参考文献[編集]

TBS系列 木曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
ミュージカル・メルヘン 真理ちゃんとデイト
(1972年10月5日 - 1973年3月29日)
ミュージック・ホームドラマ となりの真理ちゃん
(1973年4月5日 - 1973年9月27日)
ファミリーストーリー とび出せ!真理ちゃん
(1973年10月4日 - 1974年3月28日)