あざの耕平

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あざの 耕平
(あざの こうへい)
誕生 (1976-01-28) 1976年1月28日(48歳)
日本の旗 日本徳島県阿南市
職業 作家
最終学歴 山口大学人文学部
活動期間 1997年 -
ジャンル ライトノベル
代表作Dクラッカーズ
BLACK BLOOD BROTHERS
東京レイヴンズ
デビュー作 『霧の都の吸血鬼』
公式サイト あざログ
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あざの耕平(あざの こうへい、1976年1月28日 - )は、日本の男性ライトノベル作家。徳島県阿南市出身。山口大学人文学部卒業。

略歴[編集]

第9回ファンタジア長編小説大賞において、『霧の都の吸血鬼』で最終選考に残る。その後『月刊ドラゴンマガジン』誌上で行われた第1回龍皇杯に『Dクラッカーズ』で出場(『月刊ドラゴンマガジン』1998年9月号掲載)するが、優勝は逃す。

1999年1月、富士見ファンタジア文庫より『ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト』で文庫デビュー。『Dクラッカーズ』は、その後富士見ミステリー文庫にてシリーズ化し、新レーベルとして立ち上げられたばかりだった富士見ミステリー文庫を支える人気作となった。

『Dクラッカーズ』は、主人公がジャンキーという設定で、ライトノベルとしては異色の作品であった。ネットや口コミで人気を伸ばし、「口コミで50万部突破!」が宣伝文句になる。

BLACK BLOOD BROTHERS』のテレビアニメ化(2006年)をきっかけとして書籍取次会社を退社し、専業作家となる。アニメでは第11回にゲスト出演(九龍チャイルド役)している。

スロースターターとしても有名で、シリーズ物は3巻以降が急速に盛り上がると言われている。

人物[編集]

「あざの先生」と呼ばれるのがあまり好きではなく、「あざのさん」と呼んでほしいと語る。(2006年8月20日にキャラホビ2006内で行われた『BBB』トークショー&あざの耕平サイン会より)

「あざピー」という通称も広まっている。

作品リスト[編集]

富士見ファンタジア文庫
富士見ミステリー文庫
GA文庫
中公文庫
角川スニーカー文庫
テレビアニメ
  • K ※覆面作家集団「GoRA」の一員として原作脚本に参加
  • AYAKA -あやか- ※覆面作家集団「GoRA」の一員として原作、脚本に参加
漫画
  • 番傘少女 〜十番勝負〜(キャラクター原案:黒星紅白、作画:namo、『電撃G's magazine』2012年5月号)※黒星紅白の発行した同人誌のイラストを漫画にした作品
ゲームシナリオ
  • コードギアス Genesic Re;CODE イベントシナリオ「コードギアス霧京のアーサー」(2022年6月[1]
  • コードギアス Genesic Re;CODE イベントシナリオ「コードギアス霧京のアーサー」PartII(2022年9月[2]
  • コードギアス Genesic Re;CODE イベントシナリオ「コードギアス霧京のアーサー」Final(2022年12月)

脚注[編集]

外部リンク[編集]