上野ラジオ中継局
上野ラジオ中継局(うえのラジオちゅうけいきょく)は、三重県伊賀市に置かれているAMラジオの中継局。
中継局概要[編集]
周波数 | 放送局名 | 呼出符号 | 空中線 電力 |
放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
運用開始日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1161kHz | NHK 名古屋第1 |
なし[注 1] | 100W | 中京広域圏 | 約50,000世帯 | 1942年 10月15日[1] |
1485kHz | CBCラジオ | なし | 1968年 6月1日[2] | |||
1557kHz | SF 東海ラジオ放送 |
なし[注 2][3] | 1956年 4月29日[4] |
所在地[編集]
- NHK:伊賀市上野桑町2058 「国土交通省 中部地方整備局 北勢国道事務所 上野維持出張所」北側
- CBC:伊賀市朝屋[2] 「木津川清水排水樋門」西側
- SF:伊賀市緑ヶ丘西町[4] 「三重県立伊賀白鳳高等学校」西隣
放送エリア[編集]
- 名古屋親局からの電波が届きにくい伊賀市・名張市周辺をカバーしている。
- NHK第2放送の中継局は設置されておらず、大出力局の大阪第2放送送信所などの聴取に頼ることになる。
歴史[編集]
- 1942年10月15日 - 社団法人日本放送協会・名古屋中央放送局(現・NHK名古屋放送局)上野臨時放送所が開所(第1放送、出力50W、呼出符号なし)。
- 1945年10月26日 - 上野臨時放送所、上野中継放送所に改称。
- 1946年9月1日 - NHK上野中継放送所の呼出符号がJOCK4に決定。
- 1948年7月1日 - NHK上野中継放送所の呼出符号がJOCTに変更(1967年11月1日、呼出符号廃止)。
- 1956年4月29日 - RMCラジオ三重(現・SF東海ラジオ放送)伊賀上野放送局(呼出符号JOXO、周波数1460kc(kHzと同義)、出力100W)が開局。
- 1956年10月1日 - RMCラジオ三重・伊賀上野放送局の周波数が1560kcに変更。
- 1956年12月10日 RMCラジオ三重が社名をKTB近畿東海放送に変更。
- 1960年4月1日 KTB近畿東海放送と岐阜県のRTCラジオ東海が会社合併してSF東海ラジオ放送となり、東海3県での放送を開始。
- 1968年6月1日 - CBC中部日本放送(現・CBCラジオ)上野中継局が開局。
- 1978年11月23日 AMラジオ放送の周波数が、10kHz間隔から9kHz間隔に変更された。当中継局の各放送局の周波数も、現在の周波数に変更された。
- 2024年7月1日(予定)SF東海ラジオ放送は、AMラジオ放送の FM転換を見据え、総務省による実証実験として、この日から中継局を運用休止(〜2025年1月31日)[5]。