スズキ・キャラ

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マツダ・オートザムAZ-1 > スズキ・キャラ
スズキ・キャラ
PG6型
前部
後部
概要
別名 マツダ・オートザムAZ-1
(OEM供給元)
販売期間 1993年1月-1995年12月[1]
設計統括 平井敏彦
ボディ
乗車定員 2名
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン位置 リア(?)
駆動方式 ミッドシップ
パワートレイン
エンジン F6A型 657cc 直3 DOHCターボ
モーター 無し
最高出力 64PS/6,500rpm
最大トルク 8.7kgf·m/4,000rpm
変速機 5速MT
サスペンション
ストラット
ストラット
車両寸法
ホイールベース 2,235mm
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 1,150mm
車両重量 720kg
最大積載量 不明
その他
最小回転半径 4.7m
製造事業(委託)者 マツダ
系譜
先代 無し
後継 無し
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キャラCARA)は、かつてスズキ販売していた軽自動車規格のスポーツカーである。マツダの販売チャンネルであった「オートザム」ブランドで発売された「AZ-1」のOEM車である。

概要[編集]

1993年(平成5年)1月27日に発表。登場時のキャッチコピーは『スズキの新作が常識を越えてやってきた』。

基本設計はAZ-1と共通で、スズキ・アルトワークスと同型のF6A型 直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載する。

AZ-1との差異はスズキのエンブレムへの変更、屋根カバー部分の「AZ-1」ロゴを「SUZUKI」に変更、後部エンジンフードのロゴ、フロントバンパービルトインのフォグランプ標準化。インテリアではフォグランプ用スイッチが付いている部分のみ。このフォグランプのため、AZ-1より販売価格は高く設定されていた。寒冷地仕様は存在せず[注 1]、オプションでのABSフェンダーミラーも未設定となっている。

AZ-1のように特別仕様車の販売やマイナーチェンジも行われず、1994年11月をもって生産終了、AZ-1より先行する形で1995年12月をもって販売終了となった。

総生産台数は

  • 1993年(平成5年)・・・189台
  • 1994年(平成6年)・・・297台
  • 1995年(平成7年)・・・47台

合計531台。


脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2019年現在、スズキおよび本車種のOEM元であるマツダが製造するすべての自動車は寒冷地仕様となっている。

出典[編集]

  1. ^ キャラ(1993年1月~1995年12月)”. トヨタ自動車株式会社 (2019年12月25日). 2019年12月25日閲覧。

関連項目[編集]