Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/貨幣史 20150811

貨幣史 - ノート[編集]

選考終了日時:2015年8月25日 (火) 04:18 (UTC)2015年9月8日 (火) 04:18 (UTC)

  • (自動推薦)2015年7月度の月間新記事賞受賞記事。--totti会話2015年8月11日 (火) 04:18 (UTC)[返信]
  • 賛成 経済学や金融論のみならず、人類学や歴史学 (西洋史、東洋史、日本史。古代から現代にかけて) など幅広い分野の知見から詳細に書かれており、良質な記事として十分な内容だと思います。歴史と経済のスタブが貼ってありますが、このことが良質な記事への選出の支障となるならば、適切な手順に従って剥してかまわないでしょう。すでに剥してかまわない水準にあると思います。--Kampung-baru会話2015年8月13日 (木) 14:51 (UTC)[返信]
  • 反対 条件付賛成 賛成 文章が随所で支離滅裂、内容が参考文献で補強されていない、日本の貨幣史の小節の存在、出典・脚注、参考文献の記述の不備が最たる理由です詳細は以下のとおり。
  1. 古代 中国の小節、時系列がぐちゃぐちゃ。「秦は度量衡を統一して銅貨の半両銭を貨幣重量の基準とし、戦国時代にこれらの鋳貨が普及した」の文章は支離滅裂、戦国時代の時系列でしょう。
  2. 古代  については参考文献による言及がありません。中国のその後、後漢までの記載はありますが、北宋まで中国史の文章はスキップです。魏晋南北朝五代十国の時代でも中国の場合、細々ではありますが貨幣経済は受け継がれています。全体として中国に関しては、岡本隆司編(2013)『中国経済史』あたりを参考文献にして記事の補強が必要です。
  3. 中世 「日本の貨幣史」の節にも全く記載されていませんが、鎌倉時代には、借上土倉という金融仲介業者が存在し、金融仲介業務を行った内容が記載されていません。室町時代になると酒屋が台頭してきます。
  4. 紙幣の節 宋・金・元、18世紀以降(つまり、清についての言及はありますが、明はどうだったのでしょうか?日本の貨幣史 中世の小節で明の通貨政策の変更と海禁政策と一言書いているのみで具体性がありません。
  5. 紙幣節から金本位制へスキップしていますが、銀本位制への言及がありません。明治時代の日本は金本位制になるまでは金銀複本位制です。
  6. 日本の貨幣史の節。この記事の中で日本だけ取り上げて一節を作るのは歪です。JPOVです。この説は別記事にしないと記事全体の均衡が取れないので分割したほうがいいと思われます。また、中世の小節も歴史の流れからすると文章が支離滅裂です。「鐚銭を巡るトラブルが絶えなかったために室町幕府や諸大名、また豊臣秀吉によって撰銭禁止令がたびたび出されたが、銅貨不足が解消されないため庶民は米も貨幣として取引をした。こうして1568年(永禄11年)頃には銭遣いから米遣いへの変化が起き、貫高制にかわって石高制が優勢となった。」とありますが、1568年に豊臣秀吉という人間は存在しません。秀吉が豊臣姓を名乗るのはどう考えても1586年でしょう。日本史の内容は戦国時代については参考文献による内容の補強が全くされていません。
  7. 年表はあくまで全体の最後に記事を俯瞰するための道具にすぎず、本来は本文中に盛り込むべき内容です。例えば、ビットコインは、2015年現在の国際経済体制にどう影響を与えているのか、またその評価はどうなのかなど。
  8. 出典・脚注 参考文献から記載した場所を明記している点はましですが、出典・脚注に書籍名を長々書く必要はない。参考文献に記載していれば、姓名(年代)ページで十分です。ポランニー『人間の経済1』p194→ポランニー(1977)。ポランニーの場合、訳書でしょうから訳書のことを記載したページをはっきりすべきです。
  9. 出典・脚注 に記載し、参考文献に記載していない文献は、参考文献に記載を移すべきです。例:逸見喜一郎(2000)『ラテン語のはなし』、グリーン(????)『ローマ経済の考古学』他、あまりに多すぎて逐一指摘できません。--Wushi会話2015年8月15日 (土) 00:18 (UTC)[返信]
短期間でこちらの指摘箇所を修正・加筆、脚注の整備、記事の分割をされているので、反対票を取り下げます。一か所修正お願います。脚注24ポランニー(1957)と書いてありますが、ポランニー(1975)の間違えではないでしょうか?ポランニーの記事にあるとおり、1975年ならば「Trade and Markets in the Early Empires」になりませんでしょうか?確認次第、賛成票を投じたいと思い、現状、条件付賛成にしておきます。--Wushi会話) 2015年8月17日 (月) 10:50 (UTC)→変身、確認遅くなりすみません。賛成票に転じますが、時間切れでしょうか??--Wushi会話2015年8月25日 (火) 10:06 (UTC)[返信]
Wushiさんの意見に一つ、苦情。出典・脚注の書式は明確に分かるならば形式にこだわる必要はない。ポランニー『人間の経済1』p194→ポランニー(1977)なんていうのはWushiさんの好みでしかありません。貴方の好みの押し付けをするべきではない。ページ数は明らかにするべき。これについてはペラペラのパンフレットでも無い限り同意。出典の示し方には本当にいろんなやり方があるのですが、どれを採用しなければならないという規定はありません。Wushiさん方式でも、Mokeさん方式でもぱたごん方式でもだれそれ方式でも出典が明確にわかればいいのであって、記事に何も貢献していない人がそんなところだけ自分の好みを押し付けてはなりません。ぱたごん会話2015年8月15日 (土) 10:21 (UTC)[返信]

作った記事が新記事賞を受賞して驚いています。投票ありがとうございました。以下、ご意見へのお返事です。

Kampung-baruさん、ご賛成をありがとうございます。励みになります。スタブへのご指摘も、うれしく思います。修正しましたので、良くなっていれば幸いです。

Wushiさん、詳しいご指摘をありがとうございます。初歩的なミスがあり、お手数をかけました。以下のようにしてみました。いかがでしょうか。

1. 「金属貨幣」の中国の小節で時系列など加筆修正。2. 新、魏晋南北朝、五代十国について加筆や文献追加。3. 「金属貨幣」に借上、土倉、酒屋について加筆。4. 「金属貨幣」と「紙幣」で明について加筆。5. 「金本位制」の節名を「国際金本位制」に変更。金本位制全般ではなく、世界史的に影響の大きな金本位制について作った節でした。誤解を招く節名でした。6. 「日本の貨幣史」を別記事に分割。分割後に別記事にて戦国時代に加筆。7. 年表を後方に移動。8、9. 出典・脚注に使用した文献を参考文献に記載を移動。

ぱたごんさん、お気づかいをありがとうございます。良質な記事について考えたことがなかったので、いい機会かなとも思っております。修正版が読みやすくなっていれば幸いです。--Moke会話2015年8月16日 (日) 03:34 (UTC)[返信]

Wushiさん、脚注24ポランニーについてです。訳注によると、初出はトロント大学のEx-plorations誌の1957年10月号の論文。訳出には、George Dalton編「Primitive, Archaic and Modern Economies」(1968)の第8章として掲載されたバージョンを用いたそうです。「Trade and Markets in the Early Empires」にも収録されているかもしれませんが、訳注には情報がありませんでした。脚注24ポランニーは、ひとまず(1968)に変更しておきます。--Moke会話2015年8月17日 (月) 14:19 (UTC)[返信]

  • 賛成 Wushiさんの指摘事項にも対応されているようですし、全体の通史としてはこんな感じではないかと思います。個別の事情についてはもっと詳しく書けるところもあるのだと思いますが、おそらくは、個別の貨幣単位とか国家の記事などで触れた方がバランスがよいのだと思います。なお、良質な記事の選考では「条件付き賛成」の票は無いので、単純なコメントとして扱われることをお知らせしておきます。--Tam0031会話2015年8月19日 (水) 13:24 (UTC)[返信]
  • コメント 選考終了時点で賛成のみ2票の状態なので、選考期間が2週間自動延長となります。その後、Wushiさんの賛成票が入りましたので、この票から起算して48時間で反対票が無ければ早期終了・通過になります。--Tam0031会話2015年8月25日 (火) 11:56 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2015年8月28日 (金) 17:11 (UTC)[返信]