Wikipedia:井戸端/subj/(*1960年)(+1960年)といった表記について

(*1960年)(+1960年)といった表記について[編集]

などの記事で、

といった表記が用いられています。これは、「茨木のり子は1926年生まれである」「茨木のり子は2006年に死亡した」という意味の表記です。

2年ほど前、Wikipedia‐ノート:各日のスタイルガイド1月1日12月31日のスタイルを規定しているようです)で(1926年生)(2006年没)といった表記に変えるべきではないか、という趣旨の提案をし、反対のご意見をいただかなかったので([[Wikipedia‐ノート:各日のスタイルガイド#(*1948年)(+ 1948年)→(1948年生)(1948年没)はどうでしょう|]])、スタイルガイドの変更を行いました[1]

その後、12月(事情があって4ヶ月ほどWikipediaにアクセスする時間がありませんでした)(botを使うべき作業でしたが)手作業で1月1日から編集をしていましたら、下総大納言さんから、スタイルガイドを元に戻すべきであるという趣旨のご提案をいただきました(Wikipedia‐ノート:各日のスタイルガイド)。その後、紆余曲折を経て(1926年 - )( - 2006年)年の形にしようという話になり、スタイルガイドを改訂しました(今振り返ってみてみると、合意形成ができているのかというと怪しいものがあります)

で、

  • 紀元前1年2009年
  • 訃報 2005年訃報 2009年についても昨年末(昨年は個人的な事情でWikipediaにアクセスする時間がありませんでした)スタイルの変更を提案し、賛成のご意見も反対のご意見も全くいただきませんでした。

最終的に、竹麦魚さんから、「一記事の問題と言うよりはいくつかの記事にまたがる記載の問題」であるとのご意見をいただき、こちらで皆さんのご意見をうかがってみようと思いました。

私が(*1926年)(+2006年)といった表記を改めるべきであるとする理由は以下の通りです。

日本語圏であまり見かけない
日本語圏では、Wikipedia以外でこういった表記を見たことが一度もありません。(これは、私の見聞が狭いからかもしれません。もしそうでしたら申し訳ありません。)少なくとも、日本語圏の人々には馴染みのあまりない表記ではないでしょうか。利便性を考えると、こういった表記は改めるべきであると思います。なお、
キリスト教を元にしている表記である
+のほうは、†の代用として使われているようで、十字架のように見えることから没年を表すようです(短剣符参照)。しかし、十字架と死を結びつけるのはキリスト教(?)に基づくイメージであり、見方によってはNPOVに反すると思います。(*については突き詰めてみるとよく分かっていませんでした。すいません。(キリスト降誕時に東方の三博士が目標とした星を表すとどこかで聞いたことがありますが、真偽は定かではありません。)には"The asterisk is derived from the need of the printers of family trees in feudal times as a symbol to indicate date of birth."(2009-04-27T10:25:28(UTC)より引用)(ふわふわ試訳:アスタリスクは、封建時代(中世?)に、家系図を書くときに用いる、生まれた日を示す記号としてつくられた)とあります。)

Wikipedia‐ノート:各日のスタイルガイド#スタイルマニュアルの生没年表記の差し戻しを提案しますで一番活発な議論があっていましたので、その中であった意見をまとめておきます。Wikipedia‐ノート:各日のスタイルガイド2008-12-29T05:24:54(UTC)版より引用・要約)

  • botで作業する上で問題はないようだ。(ふわふわ:bot作業依頼でお訊きしました)
  • 一般的な表記法 (表記法に関する書籍等で確認できるもの) として根拠があるか、†の代用として + が適切かという2点を検討するべきだ。『Oxford Style Manual』(ISBN 9780198605645)は参照記号とした上で、それ以外の用途として英語で故人の人名に前置 (ドイツ語で後置)、ただしキリスト教徒との関連でのみ用いる、としている。日本エディタスクールの『日本語表記ルールブック』(ISBN 4888883599)では *、†とも参照符としてのみ挙げている。これらからすると、一律†を用いることには問題があるし、日本語の表記として一般的であるとまでは言えない。(Jmsさん)
  • *や+から生や没の表記に代わるのは美観的によくない。特に(330年頃生)(1506年?生)といったものになると据わりが悪い。*や+を使い続けるかどうかはともかく、文字よりは記号の方がよい。(下総大納言さん)
  • (- 1919年)の表記がよいのではないか。(Jmsさん)
  • (1991年 -)(- 1991年)という表記は、Wikipedia:スタイルマニュアル (人物伝)での生没年月日の表記方法とも整合する。NPOVの観点からみても、特定の宗教に由来する「+」や「†」よりも適切なのではないかと思う。英語版でも「†」ではなく「d.」を使っている(ふわふわ註:生年は「*」ではなく「b.」を使っています)。キリスト教徒が少ない日本語版ユーザーにとっては、「+」には十字架ではなくプラスのイメージが強く、生年と誤認する恐れがある。(Gughさん)

以上、皆さんのご意見やご指導をいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。--ふわふわTalk 2009年5月4日 (月) 07:58 (UTC)[返信]

わかりやすさという点では「○○年生」「××年没」が良いと思います。一方、「○○年頃生」「××年?没」のすわりが悪いというのも理解できるので、統一するならハイフンでの表記とするのが良いでしょう。完全に統一しなくともよいなら、生没年が確定している場合は「○○年生」「××年没」、確定できていない場合は「○○年頃 -」「- ××年?」などとハイフンを用いるか、または、「○○年頃に生まれたといわれている」「××年に没したと考えられている」などと文で書く、という手もあろうかと思います。--Jms 2009年5月4日 (月) 19:12 (UTC)[返信]
*、+を生没年の代替記号として用いるのは、日本語環境では一般的ではないと思います。日本語でしたら、漢字である「生」、「没」の表記を用いる事が一般的と考えられます。逆を考えてみますと、いくら日本語で「生」、「没」が一般的な表記だと言っても、英語環境でJohn Doe (1900生)とするのは非常に不自然に感じられると思います。それと同じ事ではないでしょうか。また、ポータルではカテゴリページへのリンクの語尾に「*」を付けて一般記事と区別する場合がありますが、ページ内にそれを示した注を付しています。一般的でない記号を使うのであれば、そういう事が必要だと思います。ですからたとえばスタイルマニュアルへの誘導を各ページに導入して説明するつもりなどがなく、生没年を何かしらの形で表示したいのであれば、やはり漢字を使うか、Jmsさんの仰るようにハイフンを用いる方が注をつける必要もなく、より適切であろうと思います。
ただ、誕生の節に没年の情報、死去の節に生年の情報を書こうとしなければ、そもそもこういう問題は起こらないのだろうなというのが感想です。--草薙 2009年5月12日 (火) 01:27 (UTC)[返信]