Template:Citation Style documentation/id2

下記の識別子引数は外部リンクを作成するため、それぞれ1つの識別子しか受け付けません。1つの引数に複数の識別子を指定したり、識別子以外の文字を入力した場合はリンクが正しく生成されません。識別子引数を指定するとき、一般的には変更する可能性のある部分しか指定しません。例えば、|rfc=822|pmc=345678のように指定します。

  • arxiv: arXiv識別子。例:|arxiv=hep-th/9205027(2007年4月以前の旧式識別子)、|arxiv=0706.0001(2007年4月から2014年12月までの識別子)、|arxiv=1501.00001(2015年1月以降の識別子)。".pdf"や".html"などの拡張子は入力しないでください。
  • asin: Amazon Standard Identification Number。1桁目が数字の場合は代わりにisbnとして指定してください。この識別子は特定の販売代理店を優遇するため、ほかの識別子がない場合にのみ指定してください。例:|asin=B00005N5PF。別名:ASIN
    • asin-tld: ASINのトップレベルドメインを指定します。アメリカの場合は指定する必要がなく、それ以外ではae, au, br, ca, cn, de, es, fr, in, it, jp, mx, nl, pl, sa, se, sg, tr, ukが使えます。別名:なし。
  • bibcode: bibcode。天文学のデータシステムに使われます。例:|bibcode=1974AJ.....79..819H。別名:なし。
  • biorxiv: bioRxivの識別子。URLの末尾にあるDOIにあたる部分を指定します。例えば、https://www.biorxiv.org/content/10.1101/078733v1https://doi.org/10.1101/078733では10.1101/078733を、https://doi.org/10.1101/2020.07.24.220400では10.1101/2020.07.24.220400を指定してください。別名:なし。
  • citeseerx: CiteSeerX英語版の識別子。CiteSeerXのURLの末尾にあるピリオド付き数字を指定します。例えば、http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/summary?doi=10.1.1.176.341では10.1.1.176.341を指定してください。別名:なし。
  • crid: CiNii Research ID。数字19桁からなる識別子です。例:|crid=1520854805324911872naidncidとの混同に注意してください。数字以外が入力されているか、長さが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:CRID
  • doi: デジタルオブジェクト識別子(Digital Object Identifier)。例:|doi=10.1038/news070508-7。必ず10.で始まるため、それ以外を指定した場合はエラーメッセージが表示されます。別名:DOI
    • Accept-this-as-writtenマークアップを使うことで、通常の書式から逸脱したDOIを受け付けるようになります。
    • doi-broken-date: https://doi.orgでDOIを入力しても原文にアクセスできなくなったことを確認した日付。書式はほかの日付引数と同じになるように指定してください。別名:なし。
  • eissn: 定期刊行物の電子メディア版用のISSN。ISSNは8桁を指定します。区切り文字なし(|eissn=15572986)またはハイフンで区切る(|eissn=1557-2986)の書式で入力できますが、enダッシュで区切らないでください。別名:EISSN
  • hdl: デジタルオブジェクトなどのデジタル情報資源用のHandle System識別子。例:|hdl=20.1000/100。別名:HDL
  • isbn: ISBN。例:isbn=978-0-8126-9593-9。(Help:ISBNのリンクもご参照ください。)区切りのハイフンは入力しなくてもできますが、入力が推奨されます。書籍に実際に印刷されているISBNを入力してください。13桁のISBN(978または979で始まる)がある場合はそれを優先しますが、書籍に10桁のISBNしか印刷されていない場合はそれを使用します。旧式の9桁SBNが記載されている場合は、sbnを使用してください。10桁のISBNは13桁に変換しないでください(チェックディジットのエラーがおきます)。なお、数字、スペース、ハイフン以外を入力したり(10桁ISBNの10桁目にXを入力した場合を除く)、長さやチェックディジットが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:ISBN
  • ismn: 国際標準楽譜番号(International Standard Music Number)。例:|ismn=979-0-9016791-7-7。識別子の区切りハイフンやスペースは省略できます。作品に実際に印刷されているISMNを入力してください。数字、スペース、ハイフン以外が入力されているか、長さかチェックディジットが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:ISMN
  • issn: International Standard Serial Number。ISSNは8桁を指定します。区切り文字なしまたはハイフンで区切る書式で入力できますが、enダッシュで区切らないでください。例:|issn=2049-3630。別名:ISSN
  • jfm: Jahrbuch über die Fortschritte der Mathematik。指定する値に"JFM"は含めないでください。例:|jfm=53.0144.01。別名:JFM
  • jstor: JSTORのリファレンス番号。例:|jstor=3793107。別名:JSTOR
  • lccn: アメリカ議会図書館管理番号(Library of Congress Control Number)。先頭にアルファベットがある場合は小文字で入力してください。例:|lccn=2004042477。別名:LCCN
  • mr: MathSciNet(旧:Mathematical Reviews)。例:|mr=630583。別名:MR
  • naid: NII論文ID。11桁もしくは12桁の識別子です。例:|naid=500000177898ncidcridとの混同に注意してください。数字以外が入力されているか、長さが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:NAID
  • ncid: NII書誌ID。大文字のアルファベット2文字と数字8桁からなる識別子です。例:|ncid=BA79996686naidcridとの混同に注意してください。フォーマットが正しくないか、チェックディジットが正しくない場合はエラーメッセージが表示されます。別名:NCID
  • oclc: OCLC番号。例:|oclc=9355469。別名:OCLC
  • ol: Open Library識別子。指定する値に"OL"は含めないでください。例:|ol=7030731M。別名:OL
  • osti: 科学技術情報局英語版(Office of Scientific and Technical Information)。例:|osti=4367507。別名:OSTI
  • pmc: PMC(旧称:PubMed Central)。オープンアクセス・リポジトリ上の論文に与えられた番号です。指定する値に"PMC"は含めないでください。例:pmc=345678。なお、pmidとは違う識別子です。別名:PMC
    • pmc-embargo-date: pmcの識別子が有効になる日付。未来の日付を指定した場合、pmcへのリンクはその日付まで作成されません。別名:なし。
  • pmid: PubMedの識別子。例:|pmid=17322060。なお、pmcとは違う識別子です。別名:PMID
  • rfc: Request for Comments。例:|rfc=3143。別名:RFC
  • sbn: Standard Book Number。例:|sbn=356-02201-3。別名:SBN
  • ssrn: Social Science Research Network英語版。例:|ssrn=1900856。別名:SSRN
  • s2cid: Semantic Scholarのコーパス識別子。例:|s2cid=37220927。別名:S2CID
  • zbl: zbMATH。例:zbl=0472.53010。zbMATHでの検索結果(例:JFM 35.0387.02)についてはjfmを用いて|jfm=35.0387.02のようにしてください。別名:ZBL

稀なケースですが、「正しい」識別子(刊行物に印刷されているものなど)が標準的な書式から逸脱していたり、チェックディジットが合わないために、それをそのまま入力するとエラーメッセージが表示されることがあります。そのような場合でもチェックディジットを書き換えないでください。いくつかの識別子(|doi=|eissn=|isbn=|issn=|sbn=)では、エラーメッセージの表示を抑制するために、Accept-this-as-writtenマークアップをサポートしており、|<param>=((<value>))のように入力することでエラーチェックを無効化できます。エラーメッセージが表示される原因が第三者による誤記であった場合は、エラーチェックを無効化するのではなく、正しい識別子の値に修正してください。

いくつかの識別子については、|<param>-access=の形式の引数でアクセスレベルを明記することができます。

{{cite journal2}}において|url=|title-link=を指定しなかった場合、いくつかの(無料のリソースを提供する)識別子は自動的にタイトルにリンクを作ります。この挙動は|title-link=に特定のキーワードを指定することで変更でき、識別子の種類を明示的に指定したり(|title-link=pmcあるいは|title-link=doi)、自動リンク化を無効化(|title-link=none)できます。

識別子によって生成されるリンクと同一のURLを|url=で指定する必要はありません。