RCA Typhoon

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
RCA Typhoon
種別 アナログ計算機
発売日 1951年
入力機器 100個のダイヤルと6000本の端子

RCA Typhoon1951年RCAによって開発されたアナログ計算機

概要[編集]

約 4,000 本の真空管と600個の継電器を使用する大規模なものでこれまでに製造されたアナログ計算機としては最大規模だった[1][2]。ペンシルベニア州ジョーンズビレの海軍研究所に設置され、ミサイルの飛翔経路のシミュレーションに使用され、100個のダイヤルと6000本の端子で入力して出力はプロッタや抽象的な縮尺模型で表示された[3]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ (PDF) 序章 ICオペアンプの誕生まで, http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja460/jaja460.pdf 
  2. ^ 三浦武雄, 沼倉俊郎、「外国製高精度アナログ計算機」 『電氣學會雜誌』 1955年 75巻 807号 p.1554-1563, doi:10.11526/ieejjournal1888.75.1554
  3. ^ “Navy Brain Answers with Pictures”. Popular Science: 124-127. (1951年2月).