OYSTARS

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the OYSTARS
別名
  • オイスターズ
  • OYSTARS
出身地 日本の旗 日本広島県
ジャンル ポップ・ロック[1]
活動期間 1993年 - 2001年
レーベル
事務所
公式サイト OYSTARS Official Website - ウェイバックマシン(2010年12月30日アーカイブ分)
メンバー

the OYSTARS(ジ・オイスターズ)は、日本ロックバンド広島県出身。

1993年、広島にて結成。1995年ミュージックコンテスト「The 4th MUSIC QUEST」にてグランプリを受賞[2]。1996年にポニーキャニオンAARD-VARKレーベルから、シングル「SO SERIOUS 〜がむしゃらな恋〜」でメジャー・デビューし、2001年に活動を休止した。

メンバー[編集]

氏名 本名 プロフィール 担当 備考
  • 舩江修
  • (読み同じ)
  • 大串修司
  • (おおぐし しゅうじ)
  • 大串修二
  • (読み同じ)
ベース
  • バンドリーダー
  • 祖父の家は佐賀市内のラーメン店「一休軒」。
  • ギターの竜司とは双子(一卵性双生児/兄:修司、弟:竜司)。現在は竜司と共に広島市にて鉄板焼き店「修竜」を営んでいる。
  • 大串竜司
  • (おおぐし りゅうじ)
  • 大串竜二
  • (読み同じ)
リードギター
  • 祖父の家は佐賀市内のラーメン店「一休軒」。
  • ベースの修二とは双子(一卵性双生児/兄:修司、弟:竜司)。現在は竜司と共に広島市にて鉄板焼き店「修竜」を営んでいる。
  • 羽里潤一
  • (はり じゅんいち)
ドラム

バンド名の由来[編集]

船江修がアマチュア時代に広島名産カキ (OYSTER) の養殖業の仕事をしていた事に由来し広島魂と瀬戸内の海の男の心意気を継承する意味で自ら命名。敬愛するバンド「THE BEATLES」にあやかって、BEETLES(甲虫類の複数形)のスペルを変え、音楽のBEATを加えて2つの意味を持つBEATLESにしたように、本来のカキのスペル「OYSTER」に「STARS」星を散りばめ、耳で聞くとカキ、目で文字を見ると星となる「the OYSTARS」となる名称。

デビュー前の戦略会議にて事務所、レコードメーカーチームスタッフから「広島色出しすぎ」や「ソースっぽい」との理由からバンド名を改名しようという意見が出たが、船江修は「バンド名を変えるくらいならデビューしない」と発言した。船江はその後「あの時、頑ななまでにこだわるほどのバンド名じゃかったな」とも発言している。羽里はその時「バンド名なんてなんでもいいっすよ」と発言した。

バイオグラフィ[編集]

  • 1993年 6月 the OYSTARS結成。地元、広島を中心にライブ活動を行う
  • 1994年 9月 YAMAHAミュージックコンテスト「The 3rd MUSIC QUEST」レコードメーカー協賛社賞受賞[4]
  • 1995年 10月 YAMAHAミュージックコンテスト「The 4th MUSIC QUEST」グランプリ受賞[2]
  • 1995年 11月 上京
  • 1996年 6月 シングル「SO SERIOUS〜がむしゃらな恋〜」でポニーキャニオンAARD-VARKレーベルよりメジャー・デビュー
  • 1996年 7月 ニッポン放送レギュラー「船江修のオールナイトニッポン2部」スタート(〜1997年3月)
  • 1996年 11月 広島市主催「グリーンフェスタ広島'97」キャンペーンソング「G・A・I・A」発表(〜1997年12月)
  • 1997年 1月 初の全国ツアーを行う。FM FUJI レギュラー「オイスターズのPOWER ZZZ」スタート(〜1998年3月)
  • 1997年 2月 全国FM放送協議会JFNリスナーズアウォード'96新人奨励賞受賞
  • 1998年 1月 OYSTARS全国LIVE Tour'98「STAGE LIFE」
  • 1998年 9月 「Knuckle Beat' 98 carat」渋谷ON AIR WEST2ヶ月連続ワンマンライブ
  • 1998年 10月 「OYSTARN Death-Rock '98」広島並木ジャンクション2DAYSワンマンライブ
  • 1999年 7月 OYSTARS LIVE'99 「おたがいサマー777」 渋谷NEST3ヶ月連続ワンマンライブ
  • 2000年 1月 広島エフエム放送レギュラー「8時だ!オイス」スタート(〜2000年3月)
  • 2000年 7月 MDダウンロード販売ミュージックデリにて6ヶ月連続シングルリリース(「O.L..D.J」「I'm a Singer」「一服」「おもいこみパワー」「ココロがかわいた時には」「Cutting Edge」)うち5曲で販売チャート1位獲得
  • 2001年 5月 OYSTARS全国LIVE Tour '01 「Oy Tour」
  • 2001年 9月 OYSTARS活動休止発表

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

# 発売日 タイトル c/w 規格 規格品番
1st 1996年6月5日 SO SERIOUS 〜がむしゃらな恋〜 お告げ 8cmCD PCDA-00863
2nd 1996年9月4日 Her Reply ブラウン管ギグル 8cmCD PCDA-00889
3rd 1996年11月7日 勇気忘れない “24” 8cmCD PCDA-00910
4th 1997年8月6日 なんか幸せ documentary 8cmCD PCDA-00965
5th 1997年11月19日 ヒロイン宣言 変わらずにMerry X'mas 8cmCD PCDA-01015
6th 1998年6月3日 ずっと君のそばで Bye Bye Love 8cmCD PCDA-01046
7th 1999年3月17日 THRILL レジ打ち天使 8cmCD PCDA-01142

アルバム[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格 規格品番
1st 1996年12月4日 a Ragbaby CD PCCA-01044
2nd 1997年12月17日 STUDIO LIFE CD PCCA-01169
3rd 1999年11月20日 THIS YEAR'S MODEL FROM THIS CD YMF-0001
  • Private FIVE
  • OYSTARS 名義
4th 2001年4月4日 Oy CD PFCA-0005

タイアップ一覧[編集]

[注 1] 曲名 タイアップ 収録作品
1996年 SO SERIOUS 〜がむしゃらな恋〜 フジテレビ系ドラマ『木曜の怪談』エンディングテーマ[5] シングル「SO SERIOUS 〜がむしゃらな恋〜」
Her Reply 学習研究社「マイコーチ」CMソング[6] シングル「Her Reply」
日本テレビ系ドラマ『しんドラ』エンディングテーマ
勇気忘れない カルビーサッポロポテトLONG」CMソング[7] シングル「勇気忘れない」
'97広島東洋カープキャンプテーマソング
G・A・I・A 「グリーンフェスタひろしま'97」テーマソング アルバム『a Ragbaby』
1997年 なんか幸せ フジテレビ系アニメ烈火の炎』オープニングテーマ[8] シングル「なんか幸せ」
documentary フジテレビ系『加トちゃんマチャミのお台場CHA・CHA!!』エンディングテーマ
ヒロイン宣言 「MESSE WIN」CMソング シングル「ヒロイン宣言」
Livin' in the sun 日本航空「SKIツアー'98」CMソング アルバム『STUDIO LIFE』
1999年 THRILL テレビ朝日系『爆笑問題のボスキャラ王』オープニングテーマ[9] シングル「THRILL」

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 楽曲が起用された年ではなく、音源化された年で記載

出典[編集]

  1. ^ the OYSTARS / スタジオ・ライフ [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年10月26日閲覧。
  2. ^ a b The 4th MUSIC QUEST JAPAN FINAL 1995”. ヤマハ音楽振興会. 2022年10月26日閲覧。
  3. ^ 社長プロフィール/メッセージ”. サムズ. 2022年10月26日閲覧。
  4. ^ The 3rd MUSIC QUEST JAPAN FINAL 1995”. ヤマハ音楽振興会. 2022年10月26日閲覧。
  5. ^ SO SERIOUS~がむしゃらな恋~|the OYSTARS”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年10月26日閲覧。
  6. ^ Her Reply|the OYSTARS”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年10月26日閲覧。
  7. ^ 勇気忘れない|the OYSTARS”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年10月26日閲覧。
  8. ^ 烈火の炎”. テレビドラマデータベース. 2022年10月26日閲覧。
  9. ^ THRILL|the OYSTARS”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年10月26日閲覧。

外部リンク[編集]