My Dearest

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My Dearest
supercellシングル
初出アルバム『ZIGAEXPERIENTIA
B面 罪人
大貧民
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル Sony Records
SRCL-7793(初回限定盤)
SRCL-7795(通常盤)
作詞・作曲 ryo
チャート最高順位
supercell シングル 年表
うたかた花火/星が瞬くこんな夜に
(2010年)
My Dearest
(2011年)
告白/僕らのあしあと
(2012年)
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My Dearest』(マイ・ディアレスト)は、supercellの4枚目のシングル2011年11月23日Sony Recordsから発売された。ヴォーカルはこゑだが担当。

概要[編集]

前作『積乱雲グラフィティ/Fallin' Fallin' Fallin'』から約3か月でのリリースとなる2011年2作目のシングル。表題曲「My Dearest」は、フジテレビ系アニメ『ギルティクラウン』の前期オープニングテーマに起用された。初回限定盤同梱のDVDには、表題曲のPVの他、「ギルティクラウン」トレーラー130sec、「ギルティクラウン」オープニングノンクレジットムービーが収録されている。

全曲が1つの物語として設定されている。物語は、主人公の少女が少年を助けるために自らを犠牲にし、これに絶望した少年が少女の元に旅立つという内容になっている[1]

収録曲[編集]

(全作詞・作曲・編曲:ryo)

  1. My Dearest [5:38]
    フジテレビ系アニメ『ギルティクラウン』前期オープニングテーマ
    歌詞作成に際し、ギルティクラウン(GUILTY CROWN)を直訳した「罪の王冠」から茨の冠を被ったキリストを連想したため、宗教には哲学は不可欠と考え、ニーチェの哲学書に記載されている「喪失に対する捉え方」をベースに歌詞を作成したが[2]、この他にも新約聖書等も参考にしている[1]
    表題の「My Dearest」は、大切な人を失ったときの、残された人の想いから付けられた[1]
    曲調は疾走感のあるキラキラしたドラマチックな構成に仕上がっている[1]
  2. 罪人 [3:34]
    ryo曰く「親愛なる者が死んだ時に、「どうして代わりになれなかったんだろう」という世界観になっており、1人になった少年が少女の死に絶望して後を追う設定等は、ギルティクラウンの世界観が反映されており、自殺は罪である事を示唆する、という教訓的な内容も含んでいる[3]
  3. 大貧民 [4:20]
  4. My Dearest(TV Edit) [1:33]
  5. My Dearest(Instrumental
    このバージョンは、TBSの『ナイナイのお見合い大作戦!』の中で、告白タイムの際にBGMとして流れている。
  6. 罪人(Instrumental)
  7. 大貧民(Instrumental)
  8. My Dearest(TV Edit)(Instrumental)
DVD(初回限定盤のみ)
  1. My Dearest Music Clip
  2. 「ギルティクラウン」トレーラー130sec. (Ver.2)
  3. 「ギルティクラウン」Openingノンクレジットムービー

カバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d supercell(インタビュー)「supercell「My Dearest」特集」『goohttp://music.goo.ne.jp/special/supercell/index.html2012年2月13日閲覧 
  2. ^ supercell(インタビュー)「supercell(スーパーセル) - 15歳が奏でる“究極の愛”の歌 - インタビュー」『goohttp://www.excite.co.jp/music/close_up/interview/1111_supercell/?lead=22012年2月13日閲覧 
  3. ^ アニカンVol.102』、MG2、2011年11月、2012年2月13日閲覧 
  4. ^ にじさんじ初のカバーソングアルバム『Prismatic Colors』発売決定!!本日9月1日より予約受付開始!”. いちから (2020年9月1日). 2020年9月5日閲覧。
  5. ^ bang_dream_gbpの2021年5月11日のツイート2021年5月12日閲覧。
  6. ^ バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.6”. BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト. 2021年9月6日閲覧。
  7. ^ 2024年1月14日現在。集計ソース|最新(二次確認)”. Youtube (2024年1月14日). 2024年1月14日閲覧。

外部リンク[編集]