Miss YOKOHAMADULT

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Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd
原由子スタジオ・アルバム
リリース
録音 1983年6月 - 9月
VICTOR STUDIO
ジャンル ポップ[1]
ニューミュージック[1]
フォーク[1]
ジャズ[1]
歌謡曲[1]
ロック[1]
時間
レーベル タイシタレーベル
プロデュース 桑田佳祐
チャート最高順位
原由子 アルバム 年表
はらゆうこが語るひととき
1981年
Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd
(1983年)
MOTHER
1991年
『Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』収録のシングル
  1. 恋は、ご多忙申し上げます
    リリース: 1983年8月21日
  2. 横浜 Lady Blues
    リリース: 1983年11月5日
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Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd』(ミス・ヨコハマダルト・ユウコ・ハラ・セカンド)は、原由子の2作目のオリジナル・アルバム1983年11月21日CDレコードで発売。発売元はタイシタレーベル

1991年5月21日1998年2月25日にCDで再発売されている。2016年12月12日からは主要配信サイトにてダウンロード配信、2019年12月20日からはストリーミング配信が開始されている[2][3]

本作のタイトルは正確には「YUKO HARA 2nd」も含んだものとなっているが、サブタイトルというよりは2ndアルバムであるという記述に留まっているため、ここでは省略する。

背景[編集]

前作から約2年7か月ぶりとなるソロのオリジナル・アルバム。本作はソロとしては初のヒットとなった4枚目のシングル曲「恋は、ご多忙申し上げます」が収録されている[1]

原の夫でありサザンオールスターズのボーカルを務める桑田佳祐が前作に引き続き全面プロデュースを行い、サポートメンバーとして原以外のサザンのメンバーも参加しており、サザンのサポートメンバーである斎藤誠も参加している[1]

収録曲[編集]

  • 収録時間:47:59[4]
  1. 夕方 Friend (4:31)
    (作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers
  2. Rimbaud(ランボオ) (4:55)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers 弦管楽器編曲:八木正生
  3. Misty Morning (3:15)
    (作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
    5枚目シングル「横浜 Lady Blues」のカップリング曲。
  4. 横浜 Lady Blues (3:47)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
    5枚目シングル曲。
  5. 新・野毛山模様 (4:19)
    (作詞:桑田佳祐 作曲・編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
  6. 恋のメモリー:三昧編 (3:47)
    (作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers 管編曲:八木正生)
    映画『1980アイコ十六歳』ED曲[注釈 1]。。
    ベスト・アルバムLoving You』にも収録されている。
  7. 嵐の第三京浜 (3:53)
    (作詞・作曲:原由子 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
  8. 女優 (3:26)
    (作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐 & 神山暁雄 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
    後に増田惠子がカバー。
    歌詞には“ヘイ・ヘイ・ホー”というフレーズが登場する。
  9. 恋は、ご多忙申し上げます (4:14)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
    4枚目シングル曲。
  10. 冷たい月曜日 (3:54)
    (作詞・作曲:斎藤誠 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers With 斉藤誠)
  11. いちょう並木のセレナーデ (3:38)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
    青山学院大学時代の原の思い出を内容にした楽曲[1]
    原の4作目のアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の初回限定盤A・Bのみ封入されるDVD・Blu-ray『Harvest』には、2010年に鎌倉芸術館で開催されたライブ『原由子スペシャル『はらばん』鎌倉ライブ』での歌唱が収録されている[5]
    小沢健二は本楽曲へのリスペクトを込めて、同名のオリジナル曲を作った[6]。同曲は、1994年に発売された小沢の2枚目アルバム『LIFE』に収録されている。
  12. ヨコハマ・モガ (4:15)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:桑田佳祐 & Head Arrangers)
    シーナ&ザ・ロケッツ鮎川誠とのデュエット[1]。間奏ではドラマ風の2人のセリフ回しが聴ける。

参加ミュージシャン[編集]

夕方Friend

Rimbaud(ランボオ)

  • 野沢秀行:Percussions
  • 鈴木重男:Flute
  • 玉野グループ:Strings

Misty Morning

横浜 Lady Blues

新・野毛山模様

恋のメモリー:三昧編

  • 武田和三グループ:Brass

女優

  • 松田弘:Percussions
  • 今野拓朗:Percussions

恋は、ご多忙申し上げます

  • 野沢秀行:Percussions

冷たい月曜日

  • 斉藤誠:Guitars, Chorus

いちょう並木のセレナーデ

ヨコハマ・モガ

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 映画が公開された1983年に使用。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p188-189
  2. ^ 原由子、ソロ曲136曲が一挙配信開始 BARKS 2016年12月12日配信 2021年1月26日閲覧
  3. ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2021年1月26日閲覧
  4. ^ Miss YOKOHAMADULT YUKO HARA 2nd レコチョク 2021年5月4日閲覧。
  5. ^ 原由子が2023年春に13年ぶりワンマン開催、鎌倉芸術館で2DAYS公演 音楽ナタリー 2022年10月14日配信, 2022年10月15日閲覧。
  6. ^ “原由子のベスト盤『ハラッド』の詳細発表&〈Y団〉の正体があきらかに”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2010年5月12日). https://tower.jp/article/news/2010/05/12/65045 2019年6月18日閲覧。 

外部リンク[編集]