K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!

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K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!
イベント詳細
シリーズ K-1 PREMIUM Dynamite!!
主催 TBS毎日放送テレビFEG
開催年月日 2005年平成17年)12月31日
開催地 日本の旗 日本
大阪府大阪市
会場 大阪ドーム
開始時刻 午後4時
試合数 全11試合
放送局 TBS
入場者数 53,025人
イベント時系列
K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!! K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!! K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!

K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!(ケイワン プレミアム にせんご ダイナマイト)は、日本格闘技イベント「K-1 PREMIUM Dynamite!!」の大会の一つ。2005年平成17年)12月31日大阪府大阪市大阪ドームで開催された。

大会概要[編集]

第3試合の中尾芳広ヒース・ヒーリングは試合開始直前、両者が中央に歩み寄った際に、中尾がヒーリングにキスを行い、これに腹を立てたヒーリングは、試合開始前であるにもかかわらず中尾を殴ってしまい、中尾は失神、試合が不可能となった。これにより、当初の試合結果は「ヒーリングの判定負け、相手を侮辱した中尾にペナルティ」とされた。後にヒーリング側の抗議を受け、2006年2月6日に「両選手の反則により、ノーコンテスト」と裁定変更された。

テレビ放送について[編集]

2003年の第1回から3年続けて、TBSJNN系列の放送となったが、視聴率では「PRIDE 男祭り 2005」が17.0%(20:00 - 23:00台)に対し14.8%と敗れた。その前の「第47回日本レコード大賞」も視聴率が10.0%と歴代最低視聴率を更新したことも影響した。そのため、2006年度の年末年始編成では「レコ大」を12月30日に移行し、「Dynamite!!」の放送時間枠が拡大されている。

試合結果[編集]

第1試合 HERO'Sルール 5分3R
日本の旗 大山峻護 vs. オランダの旗 ピーター・アーツ ×
1R 0:30 ヒールホールド
第2試合 HERO'Sルール 5分3R
フランスの旗 ジェロム・レ・バンナ vs. ロシアの旗 アラン・カラエフ ×
2R 1:14 KO(左ミドルキック)
第3試合 HERO'Sルール 5分3R
日本の旗 中尾芳広 vs. アメリカ合衆国の旗 ヒース・ヒーリング
ノーコンテスト(両者の反則)
第4試合 HERO'Sルール 75kg契約 5分2R延長1R
日本の旗 永田克彦 vs. リトアニアの旗 レミギウス・モリカビュチス ×
2R終了 判定3-0(20-18、20-18、20-18)
第5試合 K-1ルール 3分3R延長1R
オランダの旗 レミー・ボンヤスキー vs. アメリカ合衆国の旗 ザ・プレデター ×
3R終了 判定2-1(30-29、28-29、30-29)
第6試合 K-1ルール 3分3R延長1R
日本の旗 武蔵 vs. アメリカ合衆国の旗 ボブ・サップ ×
3R終了 判定3-0(28-26、28-26、28-26)[1]
第7試合 K-1ルール 72kg契約 3分3R延長1R
日本の旗 魔裟斗 vs. 日本の旗 大東旭 ×
2R 1:58 TKO(3ノックダウン:右ローキック)
第8試合 K-1ルール 3分3R延長1R
オランダの旗 セーム・シュルト vs. オランダの旗 アーネスト・ホースト ×
2R 0:41 TKO(ドクターストップ:カット)
第9試合 HERO'Sルール 5分3R
ナイジェリアの旗 ボビー・オロゴン vs. 日本の旗 ×
3R終了 判定3-0(30-29、30-29、30-29)
第10試合 HERO'S特別ルール 10分2R
ブラジルの旗 ホイス・グレイシー vs. 日本の旗 所英男
2R終了 時間切れ
第11試合 HERO'Sミドル級世界最強王者決定トーナメント 決勝戦 5分3R
日本の旗 山本"KID"徳郁 vs. 日本の旗 須藤元気 ×
1R 4:39 KO(右フック→パウンド
※山本がトーナメント優勝

脚注[編集]

  1. ^ サップは反則で減点2

関連項目[編集]

外部リンク[編集]