BeamNG.drive

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BeamNG.drive
ジャンル リアルドライビングシミュレーターゲーム
対応機種 パソコン(Windows
開発元 BeamNG トーマス・フィッシャー
発売元 BeamNG
販売元 SteamHumble Bundle
プロデューサー トーマス・フィッシャー
人数 1人(MODなどを使用すれば複数人でのプレイ可能)
発売日 2015年5月30日
最新版 0.32.1
デバイス Xboxコントローラー
必要環境

最低: OS: Windows 7 Service Pack 1 プロセッサー: AMD FX 6300 3.5Ghz / Intel Core i3-6300 3.8Ghz メモリー: 8 GB RAM グラフィック: Radeon HD 7750 / Nvidia GeForce GTX 550 Ti DirectX: Version 11 ストレージ: 25 GB 利用可能

推奨: OS: Windows 10 64 Bit プロセッサー: AMD Ryzen 7 1700 3.0Ghz / Intel Core i7-6700 3.4Ghz (or better) メモリー: 16 GB RAM グラフィック: AMD R9 290 / Nvidia GeForce GTX 970 DirectX: Version 11

ストレージ: 30 GB 利用可能
エンジン Torque 3D
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BeamNG.drive(ビームNG.ドライブ)は、2015年からSteamにて販売されているリアルオープンワールドドライブシミュレーションゲームである[1]

概要[編集]

2015年5月30日SteamHumble Bundleから早期アクセス版として、Steamでは2,570円、Humble Bundleでは24.99ドル(日本円で約3,550)で発売された。

主に自動車をゲーム内で破壊したり、レースをしたりと自由度が高く、ユーザーが作成した改造データ(MOD)を導入することができるということも自由度が高い理由の一つである。

遊び方[編集]

16種類の様々なMAP、628種類の自動車、45種類のトレーラー、90種類の小道具など、多くの乗り物や小道具が元からゲーム内に用意されている。これらやMODなどを使い色々な遊びができる[2]

破壊する
車両のすべてのコンポーネントは、ノード(マスポイント)とビーム(スプリング)を使用してリアルタイムでシミュレーションをすることにより他のゲームに比べ非常に現実的な破損表現が再現されており、タイヤからエンジンまで多くのパーツが破壊できる、破壊に特化したマップも用意されており、このゲームの醍醐味は「破壊」であることが言える。
挙動を楽しむ
このゲームの醍醐味は破壊だが、リアルな挙動も特長である。リアルとの違いが普通のレースゲームに出るが、このゲームはリアルに近い挙動となっている。タイヤの空気圧など、考えられないほど細かいカスタムもできる。
レースをする
このゲームには自由に遊べるフリーモード以外にも、MAPのタイムを競うタイムアタックやMAPを自作できるモード、ゲームやストーリーを楽しむことができるシナリオなど様々なモードが存在する。レースはシナリオやフリーモードのMAPからすることができる。他のユーザーが制作したMODのレースを楽しむことができるので、様々な場面のレースを楽しむことができる。
シナリオ、キャンペーンを楽しむ
ゲームのモードにはシナリオとキャンペーンがある。シナリオはミッションのようなもので、レースから物を運ぶものや壊し合うダービーレースなど、様々なものがある。他のユーザーが制作したMODで遊ぶことができる。キャンペーンはストーリーモードと呼ばれるものに近い。このキャンペーンもMODが使えるのでさらに楽しむことができる。
バスモードで遊ぶ
既存のMAPに点在するあらゆるバス停を回るモード。バスのルートはあらかじめ決められており、そのルートに沿って乗客を運びゴールする。
MODで遊ぶ
MODは他のユーザーが制作した改造データである。MODにはさまざまな物があり、自動車や電車飛行機などの乗り物から派手なMAP、自動車のスキン、エンジンまであらゆるMODがある。[1]

収録されているもの[編集]

MAP[編集]

ゲーム内には既存のMAPが16種ある。森、町、山と様々な物があり、とても広大である。MAPにはシナリオやバスモードの開始地点があり、そこからシナリオやバスモードは始めることができる。MAPには何カ所かワープできる場所がある。

乗り物[編集]

ゲーム内には合計628種類の自動車と45種類のトレーラーがあり、バスや大型トラック、軽トラックなどとさまざまな種類の自動車が存在する。また、MODを使用することにより乗り物をより多く使うことができる。

キャンペーン[編集]

初心者用のチュートリアルや難易度の高いミッションなどをすることができる。

破壊[編集]

BeamNG.driveの破損表現はリアルである。ライトからエンジンまで細部にわたり作られており、へこんだり破損したりといった表現がリアルである。一方で車両を真っ二つに破壊したり粉々にすることはできず、一定以上の速度での衝突には対応できていない。

VR(バーチャル・リアリティ)[編集]

リアルな破壊表現から、VRデバイスによるゲームプレイが一定数の要望があるが、現在においてVRデバイスには非対応。だが公式発表には「ぜひVRのサポートを提供したいと思います」

(原文"We would definitely love to provide Virtual Reality support", )として、VRデバイス対応化に意欲的だが、通常要求される90FPSを常に引き出すには大幅な改善が必要とし、近年中に対応できる見込みはないと思われる。

0.30アップデートで試験的にVRデバイスに対応したが、まだバグや問題が多いため、今後さらに改善や改良がされる見込み。[2]

無料版・スマホ版[編集]

BeamNG.driveはSteamHumble Bundle以外での販売等はされてはおらず、無料では配布されてはいない。[3]無料版ダウンロードによりコンピューターウイルスに感染する事例が発生しており注意が必要である。スマホ版においてもBeamNG.drive本体自体は販売はしてはない。[3]

脚注[編集]

  1. ^ https://store.steampowered.com/app/284160/BeamNGdrive/?l=japanese
  2. ^ Home” (英語). www.beamng.com. 2023年4月5日閲覧。
  3. ^ a b BeamNG.drive FAQ” (英語). www.beamng.com. 2023年4月5日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]